私、日本のドラマはもうここ何十年かほとんど見てない。たまに見始めるけど大体1話で脱落してしまう。なんか、日本のドラマはアメリカのドラマに比べるとマイルドなんだと思う。のし子的には刺激が足りない。




でも友人に勧められて見始めたこのドラマは3回まで見られた。ツッコミどころ満載でコメディとして見ていたんだけれど。

 

https://www.tv-asahi.co.jp/skycastle/

 





このドラマの中に合格率100%の受験アドバイザーが出てくるの。子の受験に関しては彼女に丸投げすれば必ずや志望校(ドラマの中では名門医学部の附属高校が志望校)に入れる、って言うアドバイザー。お値段なんと3000万円。






このドラマを見ている方がいらしたら、お聞きしたい。これ、どう思われましたか?

 

 

 

 

 

のし子はね、この価格設定、なかなかいい線突いてる、と思った。





日本受験界ではこんな受験アドバイザーってドラマの中だけの話で実在はしないと思うの。でも海外受験には実在するのよね。

 

 

 

 

 

しかもこのドラマの中ではそう言った「100%合格請負人」には特定の上階層にいる人達しかアクセス、依頼出来ない設定になってるけど、海外受験界に実在する合格請負人についてはめっちゃオープン。笑 このドラマみたいに、秘密裏に紹介者通してのみ依頼が可能、とかじゃなく、カネさえ払えば誰でも頼める。

 

 

 

 

 

ではそのお値段いかほどか。

 

 

 

 

 

のし子が聞いたやつは1本。円じゃなく、ドルよ、もちろん。USD 1M。今だと日本円にして1億5000万円程ってとこかしら。

 

 

 

 

このさ、3000万円と1億5000万円て、これからの将来の日本の医学部卒(勤務医)とハーバード等海外超名門大卒の生涯年収比(1:5)くらいなんじゃないかしら。ざっくり過ぎ?笑笑

 

 

 

 

だから、このドラマのあまりの絶妙な金額設定にのし子うなってしまったわ。

 

 

 

 

さて、この実在する海外受験合格請負人について。お子様が「将来のノーベル賞候補レベル」でない、「英語ネイティブスピーカー”かつ”米国籍保持者」でもない場合、絶対にこんな大枚はたくべきじゃない。理由はここで書いたけど。

 

 

 『開○高校から海外大へ、は得策ではないと思う件』言わずと知れた日本一頭が良いお子さんが選ぶ名門校の一つ。のし子でさえ知ってる。なんなら、私のチームに卒業生がいてよく話すので内部事情も割と知ってる。笑ふとした…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

我々外国人はビザの問題が大きいし(ビザをアメリカ政府に出してもらえなければ卒業後アメリカには残れない)、さらに日本人は英語やパーソナリティの関係からアメリカ社会で勝ち残る可能性はあまり高くないと思う。(将来のノーベル賞候補ぐらいの天才ならこれらビザも英語もパーソナリティも関係ないけど、そもそもそんな優秀なら合格請負人の依頼は不要で超名門大学の方から三顧の礼でお迎え来るけどね。)

 

 

 

 

つまり、超名門大学入学に大枚はたいても超名門大学卒業後にそれをチャラにするほど稼げないのよね。あら〜ハーバード卒なんですか〜、すごい〜、で終わってしまう。皆褒めてはくれるけどお金はくれないわよ。笑

 

 

 

 

このドラマ、そんな面白い描写はあったものの、色々とあり得ない設定過ぎて全く共感が出来ないのよね。だから3話までは見たけど脱落、、、。