カンクンでアメリカ時代からの友人家族と天国にいるかのような日々を過ごしました。


⤴︎写真はホテルの夜の風景。all inclusiveのホテルなのでホテルからただの一歩も出る必要はない、と言うか一歩も出たくない、一生ここで過ごしたいと心から思いました爆笑人間をとことんダメにする恐怖のホテルです。



一緒に過ごしたこの友人家族。元々は子ども同士が仲良くなって家も近所なので頻繁に行き来する中で親同士も意気投合し、うちが帰国後も子ども達は毎週末オンラインで一緒に遊び、親同士もFacebookやWhatsApp で近況知らせ合うと言う感じで友情が続いています。
 

夜のカンクンは風が出て屋外も少し過ごしやすい。ある夜、子ども達とパパ達が寝た後、ママ達だけでホテルのプライベートビーチサイドにあるバーで飲んでたのですが、夜は薬を飲まないといけないから、と彼女は最初に軽めのカクテルをオーダーし、それ以降はソフトドリンクに。

 




そんな彼女が話し始めました。
 

「実は出産時の大量出血の影響で心臓を悪くして一生この心臓の薬を飲まなくてはならなくなったの。子ども達(この友人家族の子ども達は双子ちゃん)、臨月の時点で2人とも7パウンド(約3200g)超えで。出産時私の方が危なかったのよ。文字通り命懸けであの子達を産んだのよ。」

 

彼女とは長らく友人関係を続けていたけれどそんな苦労があったことをこの夜初めて知りました。

 

アメリカ人にしては小柄な彼女の妊娠出産時の負担を想像し、文字通り命懸けで2人の素晴らしい子ども達を産んでくれた彼女にただ、ただ、尊敬と感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして元気いっぱいに育っている彼女の子ども達と我が子がアメリカの地で親友になれた運命の巡り合わせに胸がいっぱいになりました。

 

この世の全ての母と子の存在は一つ一つが奇跡で素晴らしく、そして尊い。(ごめん、父については何も思わなかったワ。笑い泣き)そんなことをあらためて感じさせてもらったカンクンの夜でした。