我が家がキティの進学先として志望していたのは老舗インター3校のみ。もしこれらのどこかに引っ掛からなければ公立小学校に行かせるつもりでした。理由は先日のブログで述べましたが費用対効果、の一言に尽きます。


3校のうちにも志望順位があり、2校はどちらを第一志望だ、と選べないほど、どちらも絶対に行きたい!と言う学校でした。3校目はいわゆる滑り止めです。


私は前職で在京の大使館員、つまりは各国外交官らと仕事を共にし、彼らと仕事外でも飲み会をしたり、遊んでおりました。まだ独身で子どももいない頃です。そんな中でふとした、何気ない会話から彼らの子女教育についての話になった際、東京での子どもらの学校としての選択はほぼ2校に限られている、それがA校とB校だ、と何人かが同様に口にしていました。その後アイビーリーグ留学時からの友人が東京に赴任した際も全く同様にその2校しか考えていない、と聞きました。その頃はまさか自分の子にそんな学校を選択する機会が来るとは思ってはいなかったのですがなぜかしっかりと頭にインプットされていました。


時を経て、駐在生活に入りキティが見事な英語ネイティブになった頃、その時の記憶が蘇りました。いずれ帰任することはわかっていたので、インターネットでサーチし、彼らの言は確かなものだと私自身も確信し、すでに志望校だけは決まっている、と言う状態でアメリカ生活を送っていました。


そんな経緯があったため、急に帰任命令が出た際も志望校に何らの迷いもなかったことから受験準備に取り掛かることが出来ました。


長いので続きます。カバー写真はクリスマスにサンタさん用のクッキーを作った際のものです。時期外れですが何だかとても好きな写真です。