英検を受験してみよう!ということで早速本屋に向かった。過去問を見比べてみるとおそらく準1級辺りであろうことが分かったので準1級過去問集を買った。単語集とか教本チックなものは一切買わなかった。何故ならそこに書かれている日本語が読めないからだ。

 

過去問を買ったはいいがその後学校やら習い事、プレイデイトで忙しく、手を付けずに時間は流れ、試験2週間前からまずい、とお尻に火がついて、週末土曜日と日曜日に過去問を1セットずつやることにした。まずリーディング・ライティングから開始ということで「リーディングとライティングで90分間、終わったらその後リスニングをやるから声をかけて」と言って私は家事を始めた。少しすると「おわったー」と声がかかる。え、も、もう?という感覚だった。時計を見たら25分しか経っていない。「リーディングだけじゃなくてライティングもだよ?両方とも終わったの?」と伝えても、それでも終わった、と言う。おまけに「簡単だったよー」などとぬかすではないか。私は瞬間的に「この子はいつからこんなホラ吹きになったのだろう、なんでこんな強がりを言うのだろう」と思った。でも実際に解答用紙を見てみたら本当に終わっていた。さらに採点をしてみたらリーディングは9割正解、ライティングもお作法はなってないがそこそこ書けていた。その後やったリスニングは満点だった。

 

2週間後、受験本番を迎え(本番でもやはりリーディングライティングは30分で終わってしまい、外を眺めたり、消しゴムと鉛筆で遊んでいたそうだ。また2次試験の面接では面接官にべた褒めされて、どうしてそんなに褒められるのか意味が分からなかったらしい。)、キティは見事合格した。しかも2600点台で東京都内受験者の上位1%という成績だった。ちなみにキティ、現在小4。

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