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東京１１Ｒ 第８５回 オークス
①ミアネーロ
津村明騎手が「これは自信ありますよ」とかなり色気を持っている。初の競馬場でテンションがどうなるかが課題だが「フットワークも大きいし、折り合い面も心配がない。力的にも通用するし、勝つつもりで乗ります」と気合い十分。
②クイーンズウォーク
桜花賞は内枠で窮屈な競馬となってしまい８着。陣営はもともと「オークス向き」と公言していただけに見限れない一頭だが、「思った以上に良くなってこない」と陣営。最終追い切りが軽かったのは桜花賞の時にやり過ぎたことを踏まえてのことなので問題なし。中内田厩舎と川田将騎手がオークスを最大目標に組み立ててきた馬だけに軽視は禁物だが。
③エセルフリーダ
フローラＳを使う案もあったが、除外覚悟で直行を選択。その甲斐もあってデキは絶好。戦ってきた相手も強く、前走は加速ラップを差し切る優秀な内容。一貫して２０００ｍに拘って使ってきているように１勝クラスからの臨戦でもバカに出来ない面はある。
④パレハ
当初は白百合Ｓを使う予定だったが、「使えるなら大きな舞台を経験させたい」との理由で参戦。ココは経験を積めればといったところ。
⑤コガネノソラ
スイートピーＳが好時計勝ち。「相手は一気に強くなりますが、楽しみの方が多いですよ」と厩舎は盛り上がっている。石川裕騎手はお手馬のクリスマスパレードがココを使う予定もあったが、「コガネノソラの方が可能性がある」とコッチを選択している。
⑥サンセットビュー
重賞を２度使って共に掲示板外。Ｇ１のココは厳しい。
⑦ステレンボッシュ
モレイラ騎手から戸崎圭騎手への乗り替わりとなるが、「乗り難しい馬じゃないから問題ない」と陣営。「終いがしっかりしているから、距離延長も大丈夫」と、厩舎周辺からは悪い話は一切出ておらず、２冠に向けて準備万端といったムード。
⑧ホーエリート
２週続けてウッドで好時計をマークして状態は良好。アドマイヤベルに２度負けているが、それほど差はなく、アドマイヤベルと同等程度の評価は必要か。
⑨ラヴァンダ
チューリップ賞は不利があって７着だったが、フローラＳは先団のインに付けて最内を突いてジワジワ伸びて２着とスムーズに走れば重賞でも通用することを証明した。テンションが上がりやすいので、好走するには当日落ち着いていることが条件となる。
⑩アドマイヤベル
オークスを意識してデビューから中距離を使われてきた。フローラＳの勝ち時計１.５９.０は過去１０年で３番目の好タイムで、桜花賞組に交じっても上位争い出来る計算は立つ。横山武騎手も「前走で自信がついた。桜花賞組とも良い競馬が出来る」と。
⑪ヴィントシュテレ
前走でやっと未勝利を脱出。推せる材料に乏しく、ココは厳しい。
⑫チェルヴィニア
桜花賞は大外枠に加え、ルメール騎手が乗れなかったこともあり、力を発揮出来ず大敗。今回は条件が大きく好転するので、前進はあっても後退はなさそうだが、「思ったより上積みがない」と陣営。個人的には桜花賞は負け過ぎの感が大きく、ココで勝ち負けまで大きく巻き返せるかは疑問。
⑬スウィープフィート
初の東京遠征と左回りがどうかだが、乗り方と流れひとつで好勝負は可能。ただ、個人的には１２００ｍでデビューした馬が２４００ｍのオークスで好走するとは思えないので切り。
⑭ライトバック
末脚が生きる流れになればチャンス。ただ、テンションが課題で、とにかく折り合いがつくことが好走条件となるので、坂井瑠騎手が道中どれだけ我慢させることが出来るかがカギ。余談ですが個人的にこの馬はラインバックと呼んでいます(笑)
⑮サフィラ
走る毎に馬体重を減らし続けてクイーンＣでは４３２キロまで減っていた。さすがに桜花賞は早々にパスして回復に専念。今回は追い切り後の馬体重が４５４キロまで回復している。アルテミスＳで２着、阪神ＪＦは１番人気で４着とこの相手でも通用する力は見せている。兄がサリオス、姉はサラキアの良血馬だけに素質的にもヒケは取らない。能力全開なら。
⑯ショウナンマヌエラ
近走は控えても逃げても大敗続き。「ココは逃げてどこまでの競馬になると思います」と陣営のトーンも上がってこないまま。
⑰タガノエルピーダ
チューリップ賞が４着で桜花賞出走を逃したが、忘れな草賞を勝ってオークス参戦。追い切りに乗ったデムーロ騎手は「乗りやすくて２４００ｍは合っている。早めに抜け出して一発狙う」と虎視眈々。
⑱ランスオブクイーン
前走で未勝利を脱出。この成績でいきなりＧ１では常識的に厳しい。
[予想]
◎⑦ステレンボッシュ
○①ミアネーロ
▲⑩アドマイヤベル
△②クイーンズウォーク
△③エセルフリーダ
△⑤コガネノソラ
△⑭ライトバック
△⑮サフィラ
△⑰タガノエルピーダ
[買い目]
馬連
⑦－①⑩
三連複
⑦－①⑩－①②③⑤⑩⑭⑮⑰
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