病院に向かいながら
息子と手術について話した
今日、もし萎んでいたり変わっていなかったら
どうする?の問いに
絶対手術はしたくないと言う

一番の理由は
術後の痛みと合併症
そして尿管カテーテル
手術しても再発する可能性もある…

それは私も一緒
その理由があるから迷う



診察前に10回目のレントゲン
結果は
昨日と変わらず…
だって昨日の今日だし
変わらないとは思っていたけどね…

このままの状態が続くと
胸痛がひどくなったり
更に肺が萎んで心臓を圧迫して
呼吸困難が起きる恐れがある
今は左が萎んでいるけど
右肺に負担が掛かって
左右同時に気胸になる可能性もある
生命の危険がある
と伝えられた



手術の経緯
胸部のレントゲンで気胸を起こしている
肺の頂上が鎖骨より上にあるのが軽度
鎖骨より下にあるのが中度
息子は鎖骨の上下を行き来している
極小さい嚢胞がある
左自然気胸の再発2回目



出来るだけ手術は避けたい
でもこの状態が続いて仕事先にも迷惑かけるし
前回の1回目は安静にしていたら治った
今回も安静にしてれば治ると思っていた
経験上一回目の気胸より安静にしているのに
しつこい位治りが悪いし遅い



私としては
色々心配や不安がいっぱいいっぱいある
息子とも家族とも相談した
20歳の体にメスを入れるなんて考えもしないし
想像すら出来ないし
もし万が一のことがあったら心配でたまらない



今後の治療をどうするかと医師が息子に聞いた
息子は意を決したのか
突然
「手術します」と言い出した



手術日は決まり次第連絡
大体、予定では来週の火曜日辺りから入院して検査して
2日後位に手術かな…
とのこと。

とりあえず
入院、手術時に必要な書類を沢山頂いた
入院、


病院に向かっている時
手術しないと言っていた息子
突然の事で心の整理が出来ていないけど
医師を信じるしかないし
息子が決めた事
いつかはしないといけないし
しっかりサポートしていきたい





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肺気胸とは…



明らかな原因がなく起こる気胸を
自然気胸という
自然気胸は20歳前後に多く
患者さんの特徴は
男性・長身・やせ型
体質的に肺の表面を覆っている胸膜が弱いため
発症すると考えられている。


気胸の治療はその重症度や経過により以下のような治療方法がある。

  1. 安静にして様子を見る
  2. 針で空気を抜く(脱気)
  3. 胸にチューブを入れる(胸腔ドレーンの留置)
  4. 手術

軽度の場合は、

外来通院で経過観察することが可能

中等度~高度の場合は、胸腔ドレナージが必要となる。


胸腔ドレナージとは、

局所麻酔下に胸の中にドレーンという

直径6~7mmの管を入れて、溜まった空気を体の外に出す治療。

しぼんだ肺を膨らませて、

穴が自然にふさがるのを待つ。

しかし、空気漏れの原因となった部分に再び穴があくことも多く、

再発率は30~50%といわれている。

そこで、空気漏れがなかなか止まらない場合、自然気胸が2回以上再発している場合、また気胸の再発をなるべく避けたい場合には、

手術を選択することになる。


気胸の手術では、全身麻酔下に気胸の原因となっている穴をふさぎます。

穴のふさぎ方は、自動縫合器という機械で穴があいたブラをまるごと切除する方法をとることが多いが、穴の周囲の肺組織を糸でしばってふさぐ方法もある。


近年はほとんどの手術を胸腔鏡下に行っているが、原因となるブラの場所が分かりにくい場合には開胸手術に移行することもある。


再発の可能性が高いと考えられる場合には、肺の表面を補強するシートを貼るなどの予防処置を追加する。


手術後は若い患者さんであれば2~3日で退院。


胸腔鏡下に

自動縫合器を用いてブラを切除します。

胸腔鏡下手術は

主に3箇所の小さい創部で行います。

胸腔鏡で撮影した画像をモニターで見ながら手術を行います。

ネット引用