前髪をさわること。
ダイスキな人に見せるアタシのクセ。
恥ずかしいとき。
うれしいとき。
怒ったとき。
泣き顔を隠すとき。
自分なのに
知らないあいだに手が勝手に髪をさわってしまう。
自分なのに。
相手のこと意識してるんだね。って気づく方法。
そのクセが今はちょっぴり愛しい。
ドキドキしてるのに照れ隠しで大人ぶってみたり
さりげない返事をわざと返してみたり
もう一度言ってほしくて聞こえないフリをしたり。
二つ並んだ影を見て
あなたの隣を歩いている幸せかみしめたり。
きっと気づかなかったけど前髪さわってたんだろうね・・・。
「愛する人の幸せが自分の幸せ」
最近そんな気がする。
今まではその幸せの中に自分も関わっていたかった。
アタシが幸せにしたかった。
でも本当の愛ってそんな子ども事じゃないんだって思うようになれたよ。
だからアタシはこれからもあなたの幸せを願う。
話すことはないけど声が聞きたくなる夜が今でもある。
声を聞くと
一緒に過ごさなかった時間を埋めるようにいっぱいいっぱい質問したくなる。
だけどあなたの全てを知りたいんじゃない。
あなたが今、幸せならそれでいい。
声を聞いて泣きそうになるのは
もどれない関係に嘆いてるんじゃない。
元気そうな声に安心するからだよ。
やっぱりアタシにとってあなたはいつまでたっても大切な人だから。
あなたの幸せを願わせてね。
アタシはきっと
あなたの前では何年経っても前髪をさわるクセは直らない