今日の出来事をフェイスブックから転載します。

★その1
おはようございます。ここ最近の食事日記をブログにアップしました。

最近考えているのは、「ゾウの時間とネズミの時間」ですね。

知っていますか?

時間は物理的、直線的なものだけじゃなく、も
っと内的な代謝時間など生理レベルでの時間も存在していて、それが生き方に左右されます。

カラダの声を忘れてしまった現代人は、
そろそろ生物の生き方の原点に回帰していく時期に来ているんでしょうね。

大丈夫、意識のベクトルを変えれば生物の感覚は徐々に蘇
ってきます。というわけで、今日も一日よろしくお願いします。


★その2
「ゾウの時間ネズミの時間」の生物学者、本川達雄先生とお会いしてきましたが、

さすが博識慧眼、現代社会に対する生物学の視点か
らの提言には説得力がありました。

いまの日本人は、技術革新で外
部環境をも恒温化する(一定の温度に保つ)ことで生物としてのヒトの実に40倍もの代謝エネルギーを使っている。

その延長上に原
発の問題もあると。この過剰な社会から脱け出すヒントは。。何と日本の神道にあるそうです。


★その3
本川先生が神道を評価する理由は、西洋的な直線志向に対して、伊勢神宮の遷宮などに見られるように円環の発想があること、

それから、キリスト教のような死後の永遠性で
はなく、生きている世界の永遠性に立脚している点、このへんが生物学的な世界観とも重なり合うそうです。


★その4
日本人は生を重視する神道と、死後の輪廻を重視する仏教の合わせ技で、

生と死、心と体のバランスをとっていた。

。。これを、学校の生物の教科書も書いている第一線の学者が普通に発言しているところが興味深かったですね。



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では、おやすみなさい。