
治(リリー・フランキー)と息子の祥太(城桧吏)は万引きを終えた帰り道で、寒さに震えるじゅり(佐々木みゆ)を見掛け家に連れて帰る。見ず知らずの子供と帰ってきた夫に困惑する信代(安藤サクラ)は、傷だらけの彼女を見て世話をすることにする。信代の妹の亜紀(松岡茉優)を含めた一家は、初枝(樹木希林)の年金を頼りに生活していたが…。(シネマトゥデイより)
観てきましたー。
この映画がカンヌ映画祭でパルムドールを受賞したことは話題になってますよね。
世間的にもかなり注目されている作品です。
まぁ私は、是枝監督作品ということで、賞を獲る前から注目していた作品です。
まず、タイトルからかなりインパクトがあり…
これは複雑な映画だろう…と。
社会問題がてんこ盛り。
色々なことを考えさせられました。
万引き、虐待、無戸籍の子ども、JKビジネス、リストラ、年金不正受給、…
犯罪でつながっている家族。
そして、やがて明らかになる家族の秘密。
キャストがみんなものすごかったです。
全員が。樹木希林、リリーさん、安藤サクラ、松岡茉優…
柄本明も。
ちょい役の池松くんでさえ、存在感すごい。
子役がすごい。
高良くんも池脇千鶴ちゃんもあんな嫌な人に見えちゃうなんて。
犯罪ばかりの家族なので、否定的な目線で観る方も多いと思いますが…
なぜか私はこの家族に感情移入してしまい…
このまま暮らしていければいいのに…とさえ思ってしまう。
子は親を選べないけど…「自分で選んだ方が強い」という言葉。「絆」
多分そうだと思う、私も。
私個人的には…やはり虐待の問題が一番つらくて。
最近のニュースでも多く取り上げられた、目黒の5歳児の子の虐待死のニュースを見聞きするたびに、向き合えなかった私。
観終わった後のラストシーンは、私に訴えてくるものがあり…
嗚咽しそうになるほど泣けてしまいました。
今でも苦しんでいる子どもはどこかにいないだろうか?
私にできることはなにかないのだろうか?
すみません、個人的な感情が、この映画を観たことで溢れ出てしまいました。
でも、是枝監督が伝えたいことはこれでいいのかもしれないと思うと、
これからの自分にできることを探していきたいと思いました。
この映画を語ると、非常にレビューが長くなりますので…
これぐらいで。
この映画を観るのは労力がとっても必要なので、もう観ることはないかなと思いますが、私の心を動かしたことは確実でしたわ。