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ジャーナリストを目指していたが挫折し、生活のため町工場で働くことになった益田(生田斗真)は、同時期に働き始めた鈴木(瑛太)という男と出会う。鈴木は周囲と交流せず、過去を語ろうとしなかったが、同い年の二人は次第に打ち解け友情を育んでいく。しかしあるきっかけから、益田は鈴木が17年前に世間を騒然とさせた連続児童殺傷事件の犯人ではないかと考え…。(シネマトゥデイより)

こういうテーマは嫌いではないのですが、きっと重いだろうと…
観る日を選びました。
そしてやっぱり、重かった~。

登場人物が多くて…
これが最後、1点でつながるのか?と観てる最中にモヤモヤしてました。
つながらないところもあったけど…
そう考えると、それぞれの立場での思いを考えさせられます。

ちょいちょいあの場面は必要だったのだろうか?と思うシーンもありましたが、
思い返せば、あのシーンで人物像を表わしてたのかも?とか、
あーつながってたのかも?と、きっと意味があったのだと思います。
例えば、指切断のシーンとかね…必要?不必要?

斗真くん演じた益田の抱える罪悪感はわかるけど、
その後ジャーナリストになろうと思った意思の強さがイマイチ伝わらなかった…
弱い部分しか見えなくて…
そんな弱さでジャーナリストになれる?なのに、記事のことになるとキレるし。
ちょっとアンバランス。

それにしても、瑛太が…すごかった。
やっぱりいい役者だね~。

加害者の思い、被害者の思い、加害者家族の思い…
どれも辛いんだろうと思う。
でも、鈴木が言ってた…
「オレは生きたいんだー!」
結局そこなのか…自分のことしか考えられない加害者?
でも、自分の犯した罪を振り返り、生きていくことができなくて自殺する加害者や、苦しみながらも、生きて償うことを選ぶ加害者もいる。

今、実際に起きてしまった事件を思いだしながら、そんな風に思いました。

でも、最終的に思ったのは…
「俺たち、友達だろ?」って言ってたけど…
まだ、友達と呼べるまでにはなってないんじゃないのかなぁなんて思いました(爆)