先月はあまりできなかった映画鑑賞~3月は観るど~。休日の1本目。

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不慮の事故で命を亡くした人達を悼む旅をしている静人。
そんな彼と偶然出会った雑誌記者の蒔野の記事から、人は静人を「悼む人」と呼ぶ。
夫を殺し、その霊につきまとわれている倖世は静人と旅を共にする…


劇場予告は一度も観たことはなかったのですが、高良くん主演の映画ということで鑑賞。

それにしても…とにかく重い映画でした。
出てくるすべての人がなんらかの形で死と向き合っています。

悼む旅を続ける静人、静人の母親はガンで余命も短い…。
静人の妹、美汐はお腹の子供を堕ろしてほしいと婚約者の兄に告げられ…
夫を殺してしまった倖世、そして死んでも倖世の傍から離れない朔也、
母をひとりで死なせてしまったという後悔の念を抱える蒔野、
そして蒔野と母を捨てたもうすぐ死を迎える蒔野の父…

もうそんな人達だらけです!!

『悼む』という行為をする時の高良くん…ポスターもそうだし、なにこのインパクト…。
この役、このポーズは高良くんしかできないんじゃないかなぁと思った…。

どうして静人は悼む旅を続けることになったんだろう?と最初は思ったんだけど、
祖父の死、友人の死を通して…死の受け止め方が人よりも強く、そんな彼だからこそ、
友人の一周忌を忘れてしまったことへの弔いなのかなぁと思い…。
そう理解することにしました。

この映画は死がテーマであるので、
今までの人生経験の中で死と直面したかどうかによっても受け止め方が様々だと思います。

それにしてもARATA、怖かったな~。ホラー映画かと思った…。
確か『20世紀少年』も堤監督で、あの映画に出てたARATAも怖かったもんな~。

この映画、2週間ぐらい前に公開されましたが…
高校生が知的障害の友達をリンチ、殺してしまうシーンや蒔野が埋められてしまうシーン…
今時期は川崎の事件と重なってしまい、つらくてしょうがなかったです。
きっと前に観てたら感じなかったかも。

でも、静人が悼む時に言う言葉「あなたが生きていたということを覚えておきます」
これを川崎の彼に私も伝えたい。そう思いました。
ちょっと話がずれますが…あの事件から私はかなりのダメージを受けています。
子どもと関わる仕事をしている私にとって…大人がどうにかしてあげられなかったのかと。
悔やまれてなりません。
私にできることは彼のことを忘れずに、二度と同じ事件が起こらないようにすることです。

そういう意味ではこの映画に出会ってよかったと思います。

う~~でも重かった~。今でも思い出すとつらい~。