アリソン・モリツグの作品 | 古都、老翁(壷公)がいた 翁は大壺を持ち 毎夕刻 壺に躍り入る              傾国に翁が世辞を語る/【壺公慷慨】

古都、老翁(壷公)がいた 翁は大壺を持ち 毎夕刻 壺に躍り入る              傾国に翁が世辞を語る/【壺公慷慨】

 媚薬を売る壺公仙人(涯 如水)が愚考・独行・栴檀の日々 それ 快適にして快活   愚考する諸々に呵呵大笑  日々之好石碑 
 放浪生活は人生の過半に及び  齢七十歳を迎えるも  デラシネ(根無し草)の彷徨から次なる世界に・・・・・ 涯 如水

切り株に宿る豊かな世界!
失われたものに警鐘を鳴らすアリソン・モリツグ(Alison Moritsugu)の作品!


モリッグー1

切り株の表面に鏡を貼って森を映している?

それとも、切り株の中に森が続いている?

こんな不思議な感覚になってしまいますが、実際は切り株の断面に油絵が描かれているのです。

モリッグー2

他にはこんな作品も。

こちらを手掛けたのは、ハワイのホノルル出身、ニューヨーク州ビーコン在住のアーティスト、アリソン・モリツグ(Alison Moritsugu)女史。

彼女は、ワシントン大学を1984年に卒業後、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツで学び、1991年に美術学修士号(Master of Fine Arts、MFA)を取得しました。

モリッグー3

切り株に絵を描く理由は、アメリカの開拓時代に北米大陸で木の伐採が急速に進んだ事を顧みるため。

今は荒野が広がっていますが、昔は豊かな自然が溢れていた事を思い起こさせています。

生い茂る木々や切り落とされて根本だけ残った木々だけでなく、もっと積極的に絶滅危惧種を描いている作品もあります。

作品を通して、熱いメッセージが聞こえてきます。

参照元:アリソン・モリツグ公式サイト
http://alisonmoritsugu.com/

モリッグー4



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