人間が嫌いになれる映画です。
グロイ、エグイ、醜い、汚い・・・
こんな表現がピッタリ合う映画。
1971年製作なのだが、
全くといっていいほど
古さが感じられない、
ファッション・オブジェ・インテリアなど
センスの良さには驚くばかり。
- 時計じかけのオレンジ
- ¥1,350
鬼才スタンリー・キューブリック監督の描く傑作SF。
近未来、毎日のように暴力やセックスに明け暮れていた
不良グループの首領アレックスは、
ある殺人事件で仲間に裏切られ、
ついに投獄させられてしまう。
そこで彼は、攻撃性を絶つ洗脳の実験台に立たされるが……。
赤一色の画面からオレンジ色に変わってゆくオープニング、
「雨に唄えば」のメロディに乗せて繰り広げられるレイプ・シーン、
荘厳なバロックやクラッシックをカバーした電子音楽、
広々としたレコード店の独特のセットなど、
映画全編にシニカルな演出が満ち、
なおかつブラックなテーマをポップに昇華させるという、
キューブリック監督の手腕が冴え渡る。
「2001年宇宙の旅」と並んで、
SF映画という枠におさまらない突出した輝きを持っている作品だ。