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中国ちょこっとニュース No.28 2010年1 月 24 日
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■中国国家統計局の発表:09年のGDP成長率8.7%に、
「8%維持」の目標達成
中国国家統計局HP、1月21日
―1月21日、中国国家統計局は2009年の国内総生産(GDP)の成長率が年比8.7%だったと発表した。政府が 掲げていた「通年で8%成長を持」の目標は達成したことになる。
―中国経済は金融危機のあおりを受けて08年後半から落ち込んだが、国実施した一連の景気刺激策によって比較的早い段階に回復を実現した。
―ただ、統計局では「世界経済の回復が遅れており、国内経済でも不確定素が依然、存在する」と指摘。「国はマクロ経済政策の連続性と安定性維持した上で、的確さと柔軟性を高める必要がある」と表明した。
■中国国家統計局の発表:09年の不動産開発投資額が16%増
中国国家統計局HP,1月19日
―1月19日、中国国家統計局は09年の全国の不動産開発投資額が前年比 6.1%増だったと発表した。
―09年は不動産取引が活発化した。建物商品物件の販売面積は前年比42.1% 増の9億3713万平米。住宅販売が大幅に増加した背景には、減税による住宅販売促進策に加え、金融緩和策によって投機資金が不動産市場に流れ込んだことがあるとみられる。
■北京市、09年1人当たりGDPが1万ドル突破、中等先進国レベルに
中国新聞社、1月21日
北京市内の建設現場↑
―2009年の北京市の1人当たりGDPが1万ドルを突破したことが分かった。世界銀行の基準では1人当たりGDPが1万ドルを超えると中等先進国レベルとされている。人口は1755万人に達した。
―北京市統計局の関係者が「北京市が五輪を成功させ、新たな発展段階に入ったことを意味している」と述べ、2010年もGDP10%以上の成長を維持するとの予測を明らかにした。
■中国住宅の寿命はわずか30年、先進国の半分以下
=土地・資源の浪費も深刻
経済参考報、1月22日
―先進国の住宅の平均寿命は70年以上だが、中国の住宅の平均寿命はわずか30数年だという。
―記事は中国で建設される住宅の品質の粗悪さが、住宅寿命の短さや資源の浪費などにつながっていると指摘した。
―高層マンションを含むほとんどの住宅建設において、いまだに手作業でのレンガ積みに頼っているなど技術力の弱さや、不合理な設計などが背景にある。資源の浪費は深刻で、その最たるものは土地の浪費だという。
―中国で排出されるCO2のうち、建設分野だけで25%を占めるとの統計もある。石炭による冬の暖房がもたらす大気汚染も、WHOが定めた最高基準の2~5倍だという。
■上海港、5年連続世界一に
人民網、1月21日
―09年、上海港の貨物取扱量が5億9千万トンに達し、5年連続で世界一となった。コンテナ取扱量は2500万TEU(20フィート標準コンテナ換算)に達し、3年連続で世界2位だった。
―国務院が昨年、「上海における国際金融センターおよび国際水上輸送センターの建設推進に関する意見」を正式に発表して以来、現代型水上輸送システムの充実と現代型水上輸送サービスシステムの発展が各界の
重点課題となり、各種の政策・措置の実施に向けて全力で取り組みがなされた結果、上海国際水上輸送センターの建設は大きく進展した。
■急増する中国人富豪、超高級住宅の物色を開始―ロンドン
東方網、1月18日
―中国の富豪がロシア、インド、中東の企業家に続き、ロンドンで超高級住宅を物色し始めた。
―背景には急速に発展した中国経済に起因する富豪の増加があり、中国で100万ドル以上の個人資産を持つ富豪の人数は英国をすでに超え、米国、ドイツ、日本に次ぐ人数になっている。
―ロンドンの高級不動産会社の関係者は、中国の富豪がロンドンの高級住宅街・メイフェアやベルグラビアに投資を始め、最近だけですでに4~5棟販売したと証言する。別の不動産担当者は、現在中国本土からの顧客3人を抱えており、800万~1700万ポンド(約11億9000万~約25億2800万円)の予算で住宅を物色しているという。
―ロイヤルバンク・オブ・スコットランドのプライベートバンク部門担当者は「中国人富豪は市場に大きな旋風を巻き起こすだろう」と予測している。
■専門家:中国人男子の女性化、ますます深刻に
人民網、1月21日
―中国人男子の体格は年々下降傾向を呈している。日本人男子と比べた場合、7歳から17歳までの中国人男子の平均身長は、同年齢層の日本人男子に比べ2.54センチメートル低い。また、男子は女子より情緒的に脆く弱い。
―専門家は、「私達は、女子が平等に教育を受ける権利については、関心を向けがちだ。一方、男子は無意識のうちに軽視しており、男子は忘れ去られた群体となり、男子の危機が悪化の一途をたどっても、人々の関心は
向けられないままだ」と指摘する。
―中国で男子の危機が諸外国に比べ深刻となっている原因は、現行の受験制度にあるという見方を示す。受験指導を重視した教育では、脳力が重んじられ、運動能力については重視されない。このため、生来「走り、跳びたい」性質を持つ男子が、机に大人しく座って勉強するよう強要され、必要な運動さえ十分していない。
―専門家の分析によると、まず、家庭教育の場における「父親の不在」と「母親の溺愛」が、男子女性化の2大要因という。次に、文化流行の面でみると、商業界が「男らしくない男、女らしくない女」のモデルイメージを作っている現実がある。
―社会に目を向けると、典型的な『男らしくない男、女らしくない女』のスターが数多くいる。これら全てが、男らしさ・女らしさを形成する過程で、男子に悪しき作用を及ぼしている」と指摘している。