この猫は今週初めまで、約3週間私の家にいた好(ハオ)です。
あるお宅から飼えなくなったということで我が家へ引っ越してきました。
初めのうちは警戒して壁に背を付けて私のことをジッと見ていましたが、
最後には、私が家に帰って来るとまとわりついてくるようになりました。
しかし、元の飼い主さんのお嬢さんがどうして手放しがたく
やむを得ず、今週の初めにお返ししました。
今頃、そのお嬢さんに可愛がられていることと思います。
ここで考えたのは好の幸運さです。
望まれて私の手元へ、
そして、再度望まれて元の飼い主さんのお嬢さんの元へ
なんと幸運な好でしょう。
好の命は、元の飼い主さんから私へ
私から元の飼い主さんのお嬢さんの元へ
まるでリレーのバトンのように受け継がれていったのです。
ここに1通のパンフレットがあります。
「犬またはねこの譲渡について」
さいたま市動物愛護ふれあいセンターが出しているものです。
好のように人間に可愛がられる犬や猫がいる一方、殺処分になっている犬や猫が何万頭もいます。
好の命も一つの命、殺処分される命も一つの命
命は平等、命は地球より重いと私たちは幼い頃習ってきたはずなのに、
ここには命の差別化が存在します。
世の中に生きている以上建前と不条理な本音があることは当然のことで、安っぽいヒューマニズムを振り回そうとは思っていません。
ただ、何かやれることはないか?
そう考えて譲渡会に参加しようと思いました。
いろいろなご意見やご批判があると思いますが、これも好を飼ったからかなと思います。

