寝ぼけ眼の子供達をたたき起こし、
朝7時には家をでる。
心配していた雨はなかったけど、
雲はどんより。風もかなり冷たい。

こんなに寒いのに、実はまだ10度もある。
去年の2月の大会の頃は辺りが凍っていたんだから、
それを考えるとまだまだ寒いと挫けてる場合じゃない。

今日は隣県チームとの練習試合。集まった3チームが
年代毎にチームを組み、沢山の試合をこなした。
最後の試合にいたっては、スタートが4時を越え、
ほとんど夕闇のなかでの試合。外から見てても遠くが
よく判らなかった。

それでも子供達は元気に、そして真剣にボールを
追っかけてた。それでこそスポーツだ。やらされて
いるのではなく、好きだからやってる。そんな雰囲気が
すこし表れていて、ボクはちょっと嬉しかった。

ボクも昔は暗くなってもボール追っかけてた。

ボクが通っていた学校では、部活は6時までという
決まりがあって、夏はもちろん明るいうちに
終わっちゃって物足りないんだけど、冬は冬で5時には
ほどんど見えないくらいの暗闇なのに律儀に6時までやってた。

一部の人はやらされてる感あったかも。
ボクもときにはそう感じることもあった。
でもやっぱり、基本はボールが好きだったな。

暗くなっていく景色の中で、ボーッと浮き上がるボール。
もちろんあまり見えないから、おのずと個人練習や
1対1が中心となる。でもたまに試合なんかやったりして、
ロングパスにぬぅっと人が現れたりすることを
ゲラゲラ笑いながら楽しんだ。体が芯から疲れてるから
妙にハイになったりして。

子供達がいつまでもそんな気持ちを
持ち続けてくれたらいいな。
そうすりゃきっともっと上手になるよ。