摂食障害のこと、

ほとんど人に話したり

書いたりしたことがないのですが、

私の今の気持ちと気付きを

書きたいと思います。



18歳から摂食障害で、

20年以上共に生きてきました。

摂食障害になったのは自分のせいだと

ずっと思ってきました。

自分がダメだから、自分が弱いから、、と。

摂食障害の自分を受け入れられなくて、

そんな自分をいつも否定してきました。

人生の半分以上、

自分で自分を否定し続けてきたことに

なります。



今は少し客観的に捉えられるように

なってこんな風に言えますが、

以前は自分を否定しているという

自覚もありませんでした。



摂食障害と共に生きてきながらも、

治したい気持ちもいつも持っていました。

でも、誰にも頼らず自分一人で

治そうと思っていました。

人には言えないし、

言ってはいけないことだと思っていました。



難病だと知って、

克服を諦めたこともあります。

一生付き合っていこうと。

それでも諦めきれなくて、

今に至っているのですが…

諦めの悪い性格で良かったと、

自分の性格も悪くないなと思ったりも

しました。



そんな気付きがあって、

一人ではムリだ、助けを求めよう

と思えたことが、

自分が変わるきっかけになって

いたんだと思います。



話せる人に相談したり、

心理学を学んだり。

色々学ぶうちに、

摂食障害って心からのSOSだということが

腑に落ちるようになって。

摂食障害を治したい一心だったけど、

症状そのものではなく

やっぱり自分の心と向き合うことが

大切なんだと気付きました。



そう気付いたら、

治っても治らなくてもどちらでも

良いかなとも思えるようになりました。



摂食障害の自分を認めて、

受け入れられなくても否定はせず、

どんな私も私だよと。

他の誰でもない、

私が私を認めてあげようと。



認めた上で、

私を傷付けてきてごめんね。

いじめてごめんね。

辛い気持ちを無視してきてごめんね。

よく頑張ってきたね。

と、鏡の前の自分に自分で声を

掛けるようにしています。



どんな自分も自分が認めてあげて、

その時の選択がその時の最善だったんだと

自分が労ってあげる。



これって、

どんなことでも言えるんだろうなと思います。