こんにちは。
久しぶりの更新です。
さて最近非常に悩んでいます。
商売柄スーパーマーケットやドラッグストアに行くといつも歯ブラシ売り場と睨めっこします。
むｳ〜・・・・・・・・・・。毛先がほとんど尖ってる。
やっぱり先が細い先細タイプ（歯周ケア）が主流になってきています。
この２０年で随分歯ブラシの機能が変わってきているのだと痛感しています。
昨今の子供をみて良くも悪くも顎の力が弱まっている傾向にあると感じます。（私だけかな？）
硬いものを食べなくなってきている。昔は硬いものが多かった。（汗）
おやつをとってもそうだし、お肉ですら硬いものは敬遠する傾向ではないでしょうか。
歯ブラシもその傾向にあると思っています。
昔は「ふつう」と「かため」しかありませんでした。（それしか売れなかった）
最近は「ふつう」と「やわらかめ」しか売れなくなってきた。
歯周ケア用の歯ブラシを使うと気持ちがいい。口当たりが柔らかい。
しかし、毛先が尖っているから歯垢の除去は劣るはずなのだ。習慣は良くも悪くも習慣になるものです。
この先細歯ブラシには、歯科医師の見解も分かれているように思います。
歯ブラシは歯科予防のあくまでも道具であるというのが私の意見である。
つまり歯をタイル磨きに例えるとわかりやすのではないでしょうか？
タイルの表面の汚れを取るには、しっかりした毛のブラシの毛先で細かく動かしながら磨く。でもあまり硬くても表面に傷がつくのでNG。そしてブラシ面積がある程度ある方が効率的です。
タイルの深い目地（歯周ポケット）は奥まで届く先細タイプのブラシで。
タイルの隅はコンパクトな極小ブラシで。
そこで汚れを分解したりする薬剤を使用すればより効果的に綺麗に汚れを落とせるのでは・・・・。と考えるのです。（歯磨きでは薬剤とは歯磨き剤です）
結果、どのタイプのものも必要なのです。歯ブラシは年齢や磨く箇所など用途に応じて使い分けて使用するのが一番効果的なのだと思います。そして時間を掛けることです。その習慣が歯科予防につながる近道だと思います。
関心のある方や予防意識の高い方は、使い分け磨きをお試しアレ〜！！
楽しい歯磨きができる為にどんな歯ブラシがいいのか悩みは尽きません。