昨日は「奈良っ子はぐくみ自然保育者育成研修」を受講してきました。

 

この研修は11月1日から施行された

「奈良っ子はぐくみ自然保育認証制度」に基づく研修でした。

 

とても充実した研修で

①「幼児教育における自然活動の教育意義」というタイトルで

上越教育大学の山口美和先生の講義。

自然との関わりが幼児期にとって心も身体も発達させるものである事を

調査や研究に基づいてお話ししてくださった事

そして「自然保育」を「日常」で「「継続的に」行う事で積み重なっていくこと

そして保育者の自然に目を向ける保育を

「意識化」する事で保育が変わっていくというお話しも

印象的でした。

 

その後、実践例として森のようちえんウィズ・ナチュラ

の代表岡本麻友子さんによる

「対話でつなぐ自分を生きるコミュニティー森のようちえんへようこそ!」

では森のようちえんについての具体的な日々の様子から

その意義、そして保育者や大人の在り方へ。

人と繋がり他者と関係を築いていく時に

「自分で在る」自然体である。だからこそ創られる信頼関係。

私はどう感じたのか、どう思ったのか。

自分の本当の気持ちを自分でわかっていること。

胸が熱くなるような、ハートに響くお話しでした。

 

そして最後は森のようちえん全国ネットワーク連盟理事の

中能孝則さんによる「自然体験活動で育まれていく子どもの賢さ

~楽しい自然遊びの隣にある小さなヒヤリハット体験の大切さ~」

自然体験活動の中で子どもと関わる時の

保育者の在り方、特に「教えない力」という

言葉が印象的でしたが、子どものやってみる、失敗もできる場を

大人が奪ってしまわないようにすること。

そして、後半はグループに別れてリスクマネージメントの

ディスカッションでしたが

「安全のものさし」はそれぞれに違っている。

だからこそ、それを日々対話の中でお互いの安全に対する意識を

摺り合わせる、確認しておくことの大切さを実感できる時間でした。

 

とても充実した研修内容だった事もですが

11月1日に施行されたばかりの認証制度。

さらに1回目の研修がすぐに実施され

県内の保育園や子ども園、森のようちえん、保護者で定員を超える申し込みがあったこと。

自然保育について学び合えるこの事そのものが希望であり

この制度ができたことの意義を感じられる1日となりました。

 

先月開催された全国森のようちえん交流フォーラムでも

奈良県の認証制度についての分科会があり

県外の方々にとっても、奈良の認証制度ができるまでの歩みと

ここからどんな制度となっていくのか

とても熱心に質問されていました。

 

まずはわたし自身が今できる事を実践しながら

自然保育の在り方を深めていきたいと思います!