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レクサスHS250h

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レクサスHS250h に思うこと



日本の新車選びはあっと言う間に減税と購入補助金が最も重要視されるようになったのでしょう。


もちろん購入時の価格は最も大切な事には変わりないですが、いつの間にか取得税と重量税が100%減税されるハイブリッドカーばかりがクローズアップされています。なんと<プリウス>は今発注して来年の3月、そして今回ご紹介する日本が誇るプレミアムブランド<LEXUS>初のハイブリッドHS250hに至ってもすでに事前予約のおかげで今年の10月の納車だそうです。


ハイブリッドカーであまり知られていない「とにかく速い!」というポイントなども減税ばかりではなくクローズアップされても良いのでは?と思います

ハイブリッドカーはモーターで発進するのでトルクに無駄がなく、スタートの瞬間からモーターのトルクで走り出すので、実にスムースな加速を行います。

今現在ハイブリッド車のオーナーの方はきっとその走りのよさにも満足されていることでしょう。


かねがね言っているように車は嗜好品的な要素が多分に存在し、また

自分の納得させられるその車のオーナー感(満足感)が大きいと私は考えます。


さて今度のレクサスHS250h、非常に残念ながら今までのレクサスらしさ希薄なモデルです。何となくレクサスに乗ると独特の満足感が得られますが、このHS250hにはそういった感覚があまり得ることがありません。


バージョンI以上で標準装備される「セミアリニンレザーシート」に至ってはとても他のレクサス車(LS・GS・IS等)と同様のシートのクオリティーのものではなく、やはりここにもコストダウンの結果(成果?!)がはっきりと表れています。

この点ではレクサスのSC(セールスコンサルタント)も納得でした。


このところのハイブリッド旋風の中、レクサスブランドの持つアイデンティティーが少し離れて行っているような寂しい気持ちです。

又、走るとNEWプリウスと同じフィーリングで、これも今までのレクサスハイブリッドのテイストとはかけ離れた「トヨタのクルマ」でした。


はたしてHS250hの価格は(ベース車で価格395万円・車両本体価格)この後登場するトヨタブランドの双生児<SAI>との価格の違いに値するのでしょうか?・・・