メルセデスベンツ ハイブリッド
やっとと言うか、さすがと言うかメルセデスベンツに<ハイブリッド>が日本でも発売になりました。
どうも<ハイブリッド>のいう文字とメルセデスベンツという文字が並ぶのは何となく慣れないと言うか、まだまだしっくりとは来ない気もしますが・・・
最近のメルセデスが掲げる「BLUE EFFICIENCY」(先進の環境性能を実現するメルセデスの新しい技術)から生まれたそのシンボル的存在となることでしょう。
これもいまいちピンとこないですが、一連の<エコカー減税>により自動車取得税と重量税が全額免除されるのです。
この言葉も日々テレビなどメディアを通じて今や内容を知らなくても言葉自体の
浸透率はかなりのものでしょう。
さてこの正規輸入車初の<ハイブリッド車>(現実的には一部並行輸入のアメリカ車のハイブリッドも輸入されていますが・・)でもあるこの車。実はメルセデスの最上位クラスであるSクラスのマイナーチェンジと同時にラインナップに加えられた1車種で、正式名称は「S400 HYBRID」となり、正規輸入されている同SクラスのエントリーモデルであるS350と同じ排気量にハイブリッド技術が加わった車です。
しかし日本でメルセデスは相変わらず200より300、350より550といったように
数字が大きくなればなるほどグレードが上という考えが浸透しており、<S400=S550より下位モデル>となるため?カタログにはS400とは一切表現されておらず<HYBRID long>なのだそうです!?
肝心の車ですが、量産車初のリチウムイオンバッテリーがフロントエンジンルームに搭載されており、レクサスLS600シリーズのニッケル水素バッテリーようにトランクルームが犠牲になる事もなく、独自の技術を披露しています。
又、時速15km以下になるとエンジンが停止させるECOスタートストップ機能やエアコンコンプレッサー、ステアリングポンプなども電気駆動式となりベルトドライブを不要にしています。
ちなみにLHDのみの設定となっております。
さて1405万円(消費税込)のこの車今後に注目してゆきたいと思います。
もちろんメルセデスベンツの「BLUE EFFICIENCY」が日本のマーケティングにマッチして行くかも含めて・・・


