お弔いは何のために行うのか?
亡くなった方を供養するためというのが一般的な答えでそれはそれで間違いではない。
人はなぜそれをするのか?
仕事で色んな国を訪問したが、たまに葬儀の場に出くわすことがある。様々しきたりの中で執り行われるも、恐らくは亡くなった方のお弔いをしないと言うのはないような気がする。
つまり、人は人種宗教によらず亡くなった方を
弔う行為をする。何故か。
最近の気付きで、お弔いをするのは残された人の悲しみを癒やすためだというのがある。生き物は死んでしまえば終わりで何もないと思う。そう思いたくない人もいるが現代では死んだら天国へも地獄へも行くことなく無になってカルシウムでできた遺骨だけが残る。亡くなった本人はもういないが悲しみを感じる人たちは残る。その人たちの悲しみが癒えるまで普段はやらない儀式を行なって悲しみを忘れやすくしているように思う。お弔いは残った人の心を癒やして行くために執り行われると。私もそれで少しは楽になっていったと確かに感じた。
最近は核家族化や宗教観の変化でだんだんと葬儀そのものだけでなくその後のお弔いも相当に簡素化ご進んできているような気がする。お金をかける必要はないもののお弔いはしばらくの間は続けた方が良いと思う。仏教で例えるなら、葬儀、初七日、四十九日、百箇日くらいまでは。