コンサルティングって仕事に関しては、
業界団体も無く、専門家団体も無い職業
なので、倫理を自分で維持していく
しかなく、それは、かなり難しいなぁ、
と思ったりしてしまうことが多いです。
だから「何をしてもいいのか」ということではない
のですが、比較的、目的のためには手段を選ばない、
という面は否めません。そこにルールは薄い。
なので税理士が脱税をコンサルしちゃう
ということも、論理的には存在します。
脱税と支払う税金の最適化には明確な線はありません。
解釈の問題ですよね、ほとんど。
なので、自分で職業倫理を定義するしかないです。
これがなかなかに難しい。
例えばですが、かなり「やらしい」情報を
かなり早い段階で入手することができます。
いつごろ企画中のアイデアがオープンになり、
それが株価にどのようにいつくらいに
影響を与えるのか、判断できちゃうのです。
無駄なシステムに投資した
(こういう仕事も実は多い、、)
と判断できて、経営インパクトが多そうだ、
と思えた場合は、早めに空売りしておけばよいし、
「これは世の中を変えちゃうかも」と感動すれば
株を大量に購入しておけばよいわけです。
先立つものさえ揃えば。
公認会計士資格でも持っていない限り、
法律で規制されることはない、はず。
インサイダーと認められるのも、
かなり定義が困難ですので、できちゃいます。
自分が直接関与していないシステムを
周辺から聞きつけたりすることも多く、
その場合、インサイダーとは言われないでしょう。
村上氏ではないけど、
「聞こえちゃったもの」が成立します。
とくに僕は立場上、自分ではなく
自分のメンバが実施しているプロジェクトを
横から上から盗み見れてしまうので、
インサイダと特定するのはかなり困難です。
しかも、目をつけられるほど資産も無い。
このあたりをどのように自己制御していくかは、
かなり、自身の中で葛藤があったりするわけです。
実際のところは面倒くさいし、
そんな際物のプロジェクトに巻き込まれていると
インサイダなことを考える暇も無いので、
タイミングも逸し続けることになるのですが、
まじめに資産運用を考えて、
こつこつと努力をすることから手を抜かなければ、
小さな財産は作れちゃったりするのかもしれません。
でもなんとなく後ろめたい気持ちも抑えきれず、
実行に移せてません、はい。
でもこういう話を聞いてしまったときに、
シャチホコばって「お客さんそれは機密ですよ」
とか言ってしまうと、それはそれで人間関係に響くし、
立場が難しい局面に立つことが良くあります。
けっこう判断は難しいです。
営業とかみたいに広く情報は入らないけど、
特定の分野については恐ろしくキケンな情報が入手でき、
誰にもしゃべれないので、その情報が公開されると、
株を売買していないにもかかわらず、
ホッとしたりする小市民なおいらなのでした。
