こんにちは!すりーむーんです。
共テも終わったということで、去年私が東京大学を受けた時の実際の入試答案(※再現答案)をアップしておこうと思います。
「東大の問題ってどんなんなんだろー?」とか
「おいおい東大生の答案だって?HaHaHa、さぞかし優秀なんだろうな、どれどれ私が見てあげようじゃないか」
くらいの軽い気持ちで見てください。
(著作権とか大丈夫かな…?なんか危ない部分があったらご指摘ください。)
順次その問題の思い出や、見て欲しいポイントを説明していきますね。覚えてる範囲で…。
ちなみに先に説明しておきますが、なぜ再現答案を持っているかと言いますと…
入試が終わった後、私の高校では、東大や京大を受けた人たち宛に予備校から
「本番の答案を再現して送ってもらえませんか?」
というバイトのようなものを紹介してもらえます。(図書券がまあまあもらえて嬉しかった…!)
それに備えて、本番もできる範囲で自分の解答のメモをとり、テストが終わって間もないときにしっかり答案を仕上げました。
なので信頼度は結構あると自負しております!笑
まあ、もし有用であれば、参考までに使ってください!
(テスト勉強には役立てられないとはおもいますけどね…塾講師の方とかなら分析してくれるのかも?)
(※注 模範解答ではありません!はっきり言っていろいろ間違ってます!もし受験生の人が見るなら、自分で一回解いてから軽い気持ちで見るのがおすすめです!過去問の答え合わせとかならよそをあたってね!(赤本とか))
↑問題・模範解答はこういうところを見てね〜
それでは、すりーむーんの答案紙芝居、スタートです。
本番の時間割通りに行きますか。
1時間目 国語
ちなみに先に点数を言っておきますが、
29/80点でした!(低っ)
あと、2022年の東大の問題を見たことがない方は、
画面をスクロールする手を一旦止めて、
ちょっと考えてみて欲しいのですが、
「コッケイ」って漢字で書けますか?
「これはコッケイな漫画だ」みたいに、
ばかげているとか、そういう意味で使うあのコッケイです。卵が美味しい「烏骨鶏」ではありません。
……………
それを考えてもらった上で、
答案がこちら!
はい、まず第一問。現代文ですね。
(※第一問(1)は最後書き切れてませんが、本番はちゃんと収まってます。)
東大入試の一つの特徴でもあるのが、理系でもがっつり国語があるということ。こんなに重たい記述が必要になってくるので、理系であろうと抜かりなく勉強する必要があるのです。
そしてこの年は国語の平均点が低かった!大学から公表はされていませんが、おおよそ30点くらいだそうです。
↑平均点はこちらを参考にしました。
まあ、(一)〜(四)は置いといて、
去年何かと話題になったのが、冒頭で話題に出した(五)の漢字書き取り問題!
東大では毎年こんな感じで出てくるのですが、そんなに難易度は高くありません。貴重な得点源です。
…だがしかし、この年の「滑稽」(←「コッケイ」の答えです。)は難しかった!
東大受験生ともあろう人たちが、「滑稽」を書けないなんて、
まさに滑稽ですね…。(??)
ある情報によれば、正答率はだいたい5割だそうです。(他の2つはほぼ全員正解)
「『滑稽』が書けたら10点くらいもらえるんじゃないの?」などと言っている人もいました。(そんなわけあるかいっ)
ちゃんと私は書けてましたよ!点数は低かったですが、「滑稽は書けたもんねー」というプチ自慢はできるようになったのでよかった。
お次がこちら!
第二問と第三問、古文と漢文ですね。
いろいろもっともらしく答案を書いてますが、残念なことに結構違ってます。悲しい。
いつも国語は得意だったのですが…本番ではうまくいかなかったです。もうちょっと勉強が必要だったかな?
第三問の(二)の私の解答なんて、なんですかこれ。塩がそんなに危ない調味料なわけないでしょ。
ちなみに代ゼミさんの模範解答は、
塩は調味に必要だが多すぎると食べられないように、権威は統治に必要だが不適切に用いると災いを招く
とされていました。これなら言ってることもまあわかりますね!
厳しい料理人の言葉のような私の解答とは大違いです。
記述問題は難しいよね…。
…国語の答案自体はこんな感じです!29点。まあ、いいとしましょう。
ここからは思い出話を少々。
東大入試の最初のこの国語ですが、この日は朝からお腹が痛くなってしまい、
駅のトイレにこもってあわや遅刻…という事件がまずありました。
私が全然トイレから出られなかったので、ついてきてくれていた母と姉には心配をかけました…。焦らせちゃってごめんね。
まあなんとか無事にお手洗いから脱出し、東大に到着して、
自分の席に座ってまもなく
「参考書などはしまってください〜」というアナウンスが流れたので、
「まだ参考書出してすらいないよっ!」と心の中で盛大にツッコミを入れた思い出があります。
加えて、運悪く持ち前の鼻炎を発症してしまい(ときどき鼻水が止まらない日があります。)
試験中ももちろん止まってくれず、
ずっとティッシュを持った左手で鼻を抑えながら、なんとかして問題を解きました。
つまり、左手が使えない状態で、若干頭が回らないなか考えた答案ということです…。
これは29点でも仕方がない!もし左手が使えてたら、点数も2倍になってたことでしょう。惜しいことをしたものです…。
まあこの国語でなんとか戦ったおかげで、次の数学は元気を取り戻して受けることができたので、結果オーライです。
受験生のみなさん、くれぐれも体調管理には気をつけて、時間に余裕を持った行動を心がけてくださいね!特に駅のトイレはかなり混みますよ!
国語については以上!
次回は数学編です!お楽しみに!