昔、美容学校にいってた時に受賞した数々のトロフィーです
当時から負けず嫌いだった私は、みんなに
「努力なんてしてなぃょ才能才能」って言って余裕なフリをしてぃました
でも、本当は学校が終わって一人暮らしだった私は毎日バィトに行って夜中に家に帰ってきてそこから家で練習
もちろん睡眠時間なんて3時間ほど…
ほとんど遊ぶ時間なんてないそんな学生生活でした
その時は
ただただ1番を取りたい!
誰より上手くなりたい!
って気持ちだけで努力出来たんです
その結果卒業式では
学校で1番技術が上手かった人一人だけに贈られる
『最優秀ベルェベル賞』
を頂き卒業
今思うと上手くなりたいって気持ちがあれば
18歳の子供でもどうすればもっと早く綺麗に出来るだろうって自分で考え努力できるんです。
生まれ持った才能なんて本当ちっぱけなものなんです。
それより、その才能を生かす為の努力が出来るかどうかなんです
私は今スクールでいろんな人に技術を教えているんだけど、技術というものは教えてもらうものではなく人から盗み自分で研究し、そして、自分の物にできた人だけが技術者と呼べるんだと思います。
そう、私が教えれる事は初めのきっかけや基礎でしかないんです。
でも、人の目の形、マツゲの生え方、まつげの量、向き全てばらばらです。
基本なんてないんです。
それをどう理解し、この作業は何の為にあって、どういう目的でこれをするのかというのを考え理解しないと全く意味がないんです。
人はなぜ立つことができ、手を使って料理を作り、今までの動物の中で一番進化できたのか・・・?
それは、他の動物にはない考える力があったからです
その考える力を使わないならその辺のサルと同じ
技術だけではなく、毎日生きている中で今自分がやろうとしてる事、もっと奥深くまで考えることができれば人とは違う才能が発揮されるんではないでしょうか
生まれた時から天才なんていないんだから