理屈っぽい話が好きな方はどうぞいらっしゃい。苦手な方はめんどくさいかもです。


さて、最近youtubeでビブラートについて教えて下さる動画を見ました(プロの方)。その方も、そしてこれまでに数えきれないぐらいの先生方も皆口を揃えておっしゃる「力を抜きましょう」について持論を展開させていただきます。以下の説は、バイオリンで試行錯誤中の練習生はもとより、特に世のバイオリンを教えていらっしゃる先生方に読んでいただきたい。


私は常々思っていました。バイオリンの上手な方が、まるでどこにも力が入っていないかのように脱力して豊かなビブラートを掛けている、ビブラートだけでなく、何をするにしても力んで演奏するプロはいないよねと。けれど、これって相当な筋力が付いてこその賜物ではないかと。


そんな風に思う理由は、ここに固く絞まっていて蓋の開かないビンがあります。私は手や腕だけでは力が足りず、全身の筋肉を総動員し満身の力を込めて開けようとしますが開きません。そこへ夫がやって来て「どら、貸してごらん」とビンを手に取り涼しい顔で少し捻ると、何ということでしょう!蓋がスルッと開いたではありませんか!


…ってことじゃないの?と思っていた訳です。

つまり、指の力が足りないから手や腕の力も動員する、それでも足りないからさらに体全体で何とかしようとする。そこへいくと、夫は私の2~3倍は力持ちなので、手だけで開けてしまう。そして本人は力を込めている実感は全くない。


この説は単なる素人の「じゃねーの?」に過ぎなかった。しかし!ちゃんとした海老でんす…あれ?私のスマホ、アホやな、エビデンスって知らんの?最近よくひろゆきとかが言うてるやんエビデンスって。


はは。普段使わない言葉を使おうとするから話の腰が折れたじゃないの。

えーと、エビデンスですよ。

海老でんすがあったんですよ🦐

大阪大学の医学部の研究論文に。ふっ、阪大の医学部が私の頭脳に追いついたか。


ということで、勝手にスクショしましたけど、これ↓

Hzの違いはここでは無視して構いません。いずれにせよ要はこれ、左手で指板を押さえたときの筋力を、熟練者と初心者で各指ごとに比較したものなんです。

ね?熟練者めっちゃ筋力あるやん!
これで脱力ってか?
筋肉ついてるかららくーに弾けるのよ。
まだ筋肉ついてないうちは、押さえるだけでも近隣の筋肉を動員しなきゃいけないのよ。
だから始めたばかりの方は弓を持つときにギュッと力が入っちゃう。先生に力抜けと言われたから力抜いたら弓が落ちそうになるのよ。

という訳で、私は言いたい。
力がついてないうちに脱力したらダメなんじゃん?と。←新説?

♪つってもアタシも半人前
殴ったりするのはノーセンキュー

お手柔らかに~

※出典   バイオリン演奏時の左手指板力の計測と解析 /小幡哲史,木下博  /大阪大学大学院医学系研究科