昨日の続きです。


●小指のビブラートが掛けにくい

小指のビブラートはもうかれこれ10年以上格闘していて、ここ2~3年は「ひょっとしてできないまま人生終了するのでは?」という恐怖感があったのですが、何とかちょっとずつ動くようになってきています。


小指は、最初はヘナヘナで筋肉ゼロ状態。ビブラートの支点が親指だとしたら、力点の小指との距離が遠すぎてどこにどう力をかければいいのか全くカンが掴めませんでした。


ヘナヘナ状態でも、きちんと倒す↔️起こすの正しい動作をスローモーションで何度もやったり(その前にまず倒せないんだけどw)、逆に本来の正しいビブラートではなく、かなり力を入れて反動をつけて倒す起こすをやったりしつつ(筋トレ)、曲の中で絶対にビブラートがほしい箇所のときは無理やり&やけくそ&力ずくでかけるという荒技で乗り切ったりと、まあ諦めずに色々やってきました。


ヘナヘナにせよ力ずくにせよ、形や動きは本来あるべき形や動き通りに動かすことは崩さないようにしました(ちりめんや痙攣でしか掛けられないからとりあえず痙攣でやっとく、ということを絶対にしないようにしました。間違った動きを脳が記憶すると厄介ですから)。


今現在、どちらかというと1ポジが掛けにくいのと、まだまだ満足できるビブラートになっていないので、これからも修行を続けます☆


●ポジション移動で地震を起こす

レッスンで音階が導入されたものの、酷いときには2~3ヶ月ずっと同じ調をやらされていて(しかも短音で2オクターブだけ)、ほぼ毎回「衝撃が起きないように、こんな感じで」と内容も同じことを飽きも怒りもせず言われ続けていました。


最初は、とにかく数をこなせばそのうち慣れてスッとできるようになるだろうとタカをくくっていたのですが、あまりにもいつまでも言われ続けているうちに、ふとネックの握り方がおかしいのでは?と思ったのです。


あるyoutube配信で、指版の横に添えた親指がどのぐらいネックからはみ出てるかみたいなのがあって、どのぐらいはみ出てるかですと???、いや出てるどころか、親指を反った状態で下から支えてるんだけど?とかなり大きな気づきがありました。これが1年ぐらい前かなぁ。

とにかくネックを下からは親指で、上からは4本の指で洗濯バサミのようにガッチリ挟んで持っておりました。これではするするポジ移動ができないのは当たり前。その日からギュッと挟んで持たないよう常に気をつける日々です。


すると、10ヶ月ぐらいで地震のことを指摘されることが激減してきました。曲の中ではつい力を込めてしまうこともまだまだありますが、先日のレッスンでは、何と新しい調の音階が2回目でパスするという奇跡的なことも起こり、さらに先生が「そろそろ…」と言いながら本棚のカールフレッシュに軽く触れ「いや、これじゃない、えーと…、ま、いいでしょう(←なんじゃそりゃ!気になるわー)」と呟いたので何か近々進展があるかもしれません(゚∀゚*)(*゚∀゚)


続々編に続く