今週は、比較的練習時間が確保できそうなので、長年ネックになっている小指のビブラートを少しでも向上させたいです。
もともと小指はへなちょこで、大人になってからバイオリンを再開したときには、小指で弦を押さえること自体、とても大変でした。
初めてビブラートを習ったとき、2・3指は硬くてゴキゴキでしたけど、まあこの動きが滑らかに速くなったのがビブラートか、とイメージすることは何となくできました。人差し指もガチガチで後ろに倒れてくれませんが、理屈は分かりました。
しかし!小指は手のひらの内よりの側面から指先にかけてがっちりアーチになっていて、何をどうしたらクネクネと後ろに倒れるのかまったくイメージできず…。神経通ってないんちゃうかと言いたいぐらい。今でもその傾向はわりと残っています。
今は、小指単独で音を伸ばすときなどは少しかかるようになりましたが、それは小指だけ使う長い音のため、ビブラートがかかりやすいように手の角度をちょっと変えているからです。
なので、1~4指をパタパタと動かしている最中は、小指のためだけに向きを変えるわけにもいかず、通常の左手の位置のままでは小指はクネクネしてくれないんです。固まってます(力が入っているわけではないのですが…)。
バイオリン始めてあまり経っていないのに小指が柔らかく動く方、超うらやましいな。
ちなみに、イメージしやすかった2・3指でもビブラートができるようになるまで5年ぐらいかかりました。人差し指はもっと、7~8年ぐらいでそれなりに動くようになったかなぁ。去年から今までの1年間でもだいぶマシになりましたが、まだ硬い感じはします。
というわけで、できないできないと言っていてもしょうがないので強化週間です。曲を練習しているときに、ここでかけたい!と思った箇所でかからないところが出てきたら、その場で手の形を崩さずクネクネ体操をすることにしました。クネクネというよりペコペコか…どっちでもいいけど。
じゃっ、がんばりまっしゅ💪