正しいペグの回しかたより何より、ペグがスムーズに回り、ぴったり止まってくれるコツがあります。それは…!毎日バイオリンを弾き、毎日調弦することです。なーんだと思うかもしれませんが、毎日ペグを回すのと、何日かに1回しか回さないのとでは、もう絶対的に違います。
私は、これまで(大人になってからの話)3人の先生に習い、断続的にレッスンを受けてきましたが、バイオリンを毎日弾くことはほぼありませんでした。調弦も、最初の頃は「めんどくさいからこんなもんでいいだろう。大体あってるから」と、ペグを回すことなく練習を始めることもあるぐらい、とってもアバウトでした。
そしてそのときのペグの状態は最悪で、ギシギシ軋んで微調整ができなかったり、逆に乾燥している日はすぐにキュルン!と戻ってしまったり。コンポジションを塗ってみたら塗ってみたで、もうユルユルで止まってくれません。
私はこれを、思いっきりペグ自体のせいにしておりました笑。安物の楽器だからペグの材質や作りがチャチなんだな、はーイヤだねー安物は、と。
前述のように、4人目の先生(今の先生)に正しい回し方を教わり、 教本を用いてきちんとレッスンして下さることで、バイオリンの練習がとても楽しくなり、毎日練習するようになると、アラ不思議💡 1ヶ月、いや2ヶ月ぐらいかかったかな?ペグの状態がとても良くなってきたんです。あんなにキシキシしていたのが、クィッといい感じで回ってくれています。
社会人や子育て中だと、毎日練習するのはなかなか難しいですが、調弦だけでも毎日するとだいぶ良くなると思います☀