道に転がってるイガイガ君。
ちっさい頃みてたキャプテンウルトラのジョーを思い出した。
彼がくるっと丸まってイガイガ爆弾みたいに敵にぶつかってやっつけるのが好きだった。
悪いやつをやっつけたくなるのって、我慢の限界が来た証拠だと思う。
いっぱい我慢して我慢して、言いたいこともやりたいことも我慢我慢。
そして限界超えると周りや自分に爆発する。
やっつけてスッキリほんわか解消して跡形もなく消えちゃえば「めでたし。めでたし」だけど、爆発したとき飛び散った破片が自分に向かって落ちてきてボコボコ当たって結局痛い目に合うことになるんだと学習して限界超えないように我慢の筋肉つけていく。
そう言えば、昔も今も堂々と人をやっつける場面なんてあまり出くわさない。
ジョーみたいに堂々とはできない訳があるから、見えないところでコソコソやってる。
それって大人になっても子供のまんまだなと思う。
言いたいことを言えないのは大人も子供も理由は同じ。
爆発した時の破片みたいに、自分が本当に言いたいことを言った先に起きることをコツコツ学習してきたから。
傷つきたくないし、痛い目にも合いたくないし。
そうやってガマン大会で競い合う。
だってみんな参加してるし、ガマンの先はきっと良いことがあるっておかぁさんもおとぅさんも言ってたし。
自分でも知らない間に参加してるガマン大会。
優勝したらどんなご褒美もらえるの?(笑)
嫌なことは嫌だって言えばいい。
ばーか、ばーか、ばーかって言えばいい。
自分にフィットしてないことがわかってるのに我慢する必要なんてひとつもない。
つくりあげた罪悪感と、人の顔色伺うスキルと攻撃は自分の中から排除して、いっぱいになった我慢があること認めてあげて。
あとはむぎゅって抱きしめて「よく頑張ってきたね」ってヨシヨシってするだけ。
我慢やめて言いたいこと言っても、痛くないし今以上に傷ついたりなんてしないし、その反対に癒しが始まる。
ゆっくりとじわじわっと溶け始める。
もうすぐ温かい春になるからね😊