ノーアドバンテージ方式での勝率を高める方法 | テニス上達の近道

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私がテニスを始めた高校時代には
「ノーアドバンテージ方式」というものがありませんでした。


「40-40」は2点差を付けないとゲームが取れない
「デュース」しかなかったのですが、ある程度してから時間短縮のために
1本勝負のノーアドバンテージ方式が採用された流れです。


そうなると、戦い方が変わり、
場合によっては自分より強い相手から
ゲームを取れる可能性が高まりました。



デュースだとなかなか自分より強い相手から2ポイントを
連取するのは難しいので、ノーアドバンテージ方式は
弱者への救済処置なのかもしれませんね。


試合から帰ってきた友人が、
「デュースまでは何度かいったけど・・」と言っていましたが、
結果的に0-6で負けていたという話はよくあります。


だけど、ノーアドバンテージは、
ラッキーショットでポイントが取れたりするので、
その友人ももしかしたら0-6ではなかったかもしれません。


とは言え、
1本勝負のノーアドバンテージでも、
基本的にはやはり強い人がしっかり取ってきます。



逆に、ノーアドバンテージに弱い人は、
これまでにやってきたことでポイントを取りにいこうとする
傾向があるのではないでしょうか。


ノーアドバンテージまでいくということは、
どんな形であれ3ポイントは取っていますよね。


ただ、そのやり方でノーアドバンテージに挑むと、
ポイントを落としてしまうことが多かったりします。


なぜなら、
「同じことをしよとしたら体が硬くなるから」です。


例えば、レシーブでクロスのアングルに返球していたことが、
ポイントにつながっていたとしましょう。


それがこちらの得意パターンならいいのですが、
たまたまそこに打つことによって相手がミスをしてくれていたのなら、
少し考え直してください。


そもそも相手はそのコースを警戒していますし、
こちらは「さっきのレシーブをもう一度」と思って力みがちです。


その結果、狙いすぎて少しだけアウトしたり、
相手に読まれて反撃を受けることはよくあります。


ですから、私はノーアドバンテージ用のショットを
1つ用意しておくことをオススメしています。



ノーアドバンテージ用に普段からストレートロブを打つ練習をしておいたり、
意表を突く強打を隠しておいたりするのです。


それで駄目だった割り切るというのも立派な作戦ですよね。


この戦い方は2ポイント連取しなければならないデュースでは難しいですが、
1本勝負のノーアドバンテージ方式ではかなり有効ですよ。



なので、ノーアドバンテージの場面では
これまでのポイントの流れでプレーするのではなく、
ノーアドバンテージ用の戦い方を用意しておきましょう!



その戦い方が確立できれば、
「とりあえず40-40まで持ち込む」ことと、
「ノーアドバンテージ用のポイントの取り方を複数準備」
今まで勝てなかった相手に勝てるかもしれませんよ^^

 

 

では!

 

 

スリー