プーチのバイザーを取り付けて、巻き込み風によるヘルメットの揺れが改善されたストボブ。
ところがバイザーはちょうど目線の高さになるため、スクリーン上部の湾曲部分と重なり視界が悪化。
このままでは安全なライディングは望めません。
四の五の考えてもラチが明かないので、
ばっさり切りました。
定価8万円以上する新品スクリーンを惜しげもなく切ってやりました。
(某オークションで2万円で買ったけど)
昼間の撮影だと透明過ぎて分かりづらい。
上の画像はスクリーンの先端部分切断後。
先端部分が真っすぐになりました。
下の画像は切断前。
先端のR部分が進行方向側に湾曲しており視界を妨げていました。
この部分が無くなったことにより視界は良好。
そこで再度試走をしました。
すると先日は気づかなかった微妙な振動が気になるように。
確かにバイザー装着前との比較ではヘルメットの揺れは大幅に改善されている。
試しにジェットヘルのシールドを外して走ってみても大丈夫なくらい。
しかし、改善されているだけで無くなったわけではない。
スクリーン有では90km/hを超えたあたりから発生する乱気流の残党が影響を及ぼし、微妙な揺れを発生させます。
これがとても不快。
更に検証をするため、帰宅してスクリーンを外して試走。
一般道では服のバタつき等も無くなりスクリーン有の方が快適。
ところが高速を走るとスクリーン無しの方が快適に感じる。
無しでは全身に風を受けることになるが、頭部周辺への巻き込み風による不快な振動や揺れは皆無。
なぜスクリーン有ではバイザー装着後も不快な風の影響を受けるのか?
そこで再度スクリーンを装着して検証しました
どこからくる風が影響しているのかと、走りながら様々な場所に手をかざして検証。
分かったことは、
肩やヘルメットのサイドにあたる風が乱気流になっていること。
足に当たる風が強くなっていること。
考えてみれば当然で、スクリーン上部の巻き込み風が乱気流になるならば、
スクリーンサイドからの風も乱気流になるはず。
そもそもスリムな形状の上に先端ほど絞られた形。
故にスクリーン全周から風を巻き込み、それが全身に影響を及ぼす。
問題は中途半端なサイズと形状にあると思われます。
そうなると更にスクリーンサイドにもバイザーを追加してスリムな形状は諦めるか。
逆にもっと短くして防風効果を限定的にする代わりに、巻き込み風自体の影響も少なくしてしまうか。
まさにトレードオフです。
これって欠陥品では、と検証をして改めて思う次第です。