先日、仕事の途中に某YSPに立ち寄り、XSR900GPの実物を見てきました。

画像はYAMAHA様のHPから拝借。

 

実を言えば、本当の目的はGPを見ることではなく、

新型MT09SPの納期等を確認することでした。

そこにたまたまGPの現車が展示してあったのです。

 

はじめて本物を目にしたわけですが、

正直な感想は、

ちょっと無理やり感が否めないな。 でした。

写真等ではかっこよく見えるのですが、本物は妙に長くて低く見えます。

気のせいかな、と思いながらも、そのことを店舗スタッフと話していると、

スタッフ曰く、

「実はその通りで、だからR1などのSSとは並べて展示しないのです」

と言うではありませんか。

GPの微妙な部分がはっきり分かってしまうので、

展示する際はトレーサー等のツアラーと並べるそうです。

GPは雰囲気を楽しむマシンだと思ってください。とのこと。

 

とは言え、元となるXSR900は我愛車です。

公道では十分過ぎる性能であることは承知しています。

更に足回りを強化されたGPがそれなりに走ることは容易に想像できます。

ただGPは重い。

XSRやMTの最大の長所である軽さ、

それがGPは200kgあります。

重量は1000ccのSS並み、それでいてパワーは半分。

そして、長い・・・

 

なぜMTと同じスイングアームにしなかったのか?

そうすればもっと軽快な走行性能を実現できたはず。

やはりそこはYAMAHAの企み。

あくまでもXSRは「おっさんホイホイ」を貫く気ですな。