今年のGWは3連休の後で4連休。
私は相変わらず日曜日以外は仕事。
ですから、祭日は朝4時に起床してバイクを走らせ、
5時過ぎにはお山を後にします。
さすがに早朝も早朝、日の出前のお山には「主」しかいませんでした。
いつも、どんなときでもお山に居る「主」は、人間ではなく妖精の類だと思います。
なぜなら、稀に一緒に走る機会があったとしても、すぐに消えていなくなってしまうからです。
そんなお山で巨大なシカに遭遇しました。
道路の真ん中に佇む巨大な影。
遠くからではその正体は分かりませんでした。
その正体が分かった時点では既に避けようもない距離に、
私もビビりましたが、シカもビビっていたと思います。
私と目が合いながらも微動だにしないシカ。
間一髪、尻尾をかすめるように何とか避けました。
しばらくの間、心臓のバクバクが止まりませんでした。
妖精の不思議さと、大自然の脅威を感じた一日でした。