先週の東京は100年ぶりの記録更新で27℃、

半袖でも暑いくらいの気温です。

 

ところが、一週間後の週末。

東京は平地でも最低気温が一桁。

最高気温も12℃程度と真冬並み。

気温だけ見ると夏から一気に真冬!!

世界中で巻き起こる異常気象は他人事ではありません。

 

そして、冬になると活躍するのが電熱グローブ。

私が使うのは、今年2年目を迎えるRSタイチのグローブ。

それまで冬の間はバイクに乗りませんでした。

たまたまXSRの購入が12月になったことから、真冬の慣らしを強いられることに。

実際には強いられたと言うよりも、新車に乗りたい一心で冬装備をしたのが正直なところ。

当初はグリップヒーターの購入を考えておりました。

しかし、当時半導体不足による工業製品の品薄状態真っ只中!!

欲しくても買えない状態が続き、仕方なく電熱グローブを購入。

 

ところが、これが大当たり!!

なぜなら電熱グローブなら指先まで暖かくなるから。

常にグリップを鷲掴みしていられるならばグリップヒーターで問題ありません。

オートバイの操作はクラッチ・ブレーキと、どうしても指先操作が必要。

そうなると一番冷える指先部分はグリップヒーターで温めることができない。

指先が冷えすぎてブレーキ操作が困難になった経験がある方は多いはず。

あれは本当に辛い!!

そこをカバーするのが電熱グローブなんです。

 

もう一つのメリットは操作性の良さ。

電熱なので全体的に薄くできる。

そのため他の冬用グローブよりも操作性が良いのです。

 

デメリットはバッテリー式であること。

使用時間に限りがあります。

その弱点をカバーするため予備バッテリーも購入済み。

通常は3段階の中間温度設定で十分暖かく、3時間以上は持ちます。

バッテリーが2個あれば6時間以上連続使用が可能。

私の使い方では必要十分。

余分なコードが無いことはメリットであるかもしれません。

 

週末のお山は気温2℃。

それでもお手てはポカポカ。

人間の体は先端が温まると寒さを感じにくい。

 

とはいえ、真冬のお山にバイクで来るのは変体だけ。

しかも、最も冷える夜明け頃、お山の上は貸し切り状態。

気温もさることながら、道路わきには落ち葉が積り、紅葉もいよいよ終盤。

そもそも季節のワープで、いつが見ごろだったのかは不明ですが??

それにしても、今年は12月ごろまで走れそう。

気温は低いのに恒例の冬路面になりません。

これも異常気象だから??