新型MT09がお目見えしたと思ったら、

すぐにSPも発表になったようです。

 

今度のSPは更に豪華装備になっています。

いつも通り足回りの変更がメインではありますが、

なんとフロントはブレンボキャリパーを装着。

 

次に定番のオーリンズリアショック。

 

そしてカヤバのフルアジャスタブルフロントフォーク。

 

ヘアラインのアルミ地スイングアームも定番。

画像はヤングマシン様から拝借。

 

更に新型MT09SPにはエンジンモードに「トラックモード」があり。

私は常々思っておりました。

同じ3気筒スポーツバイクのライバルであるトライアンフ。

トライアンフのストリートトリプル最上級バージョンにはあって、

MT09やXSRに足りないもの。

それはエンジン性能に関わるグレードアップ。

ストリートトリプルなどは、足回りの強化は勿論のこと、

エンジン性能そのものに違いがあります。

メーカー側も「速いです」と明確にコメントします。

その意味では、今回SPのトラックモードには少し期待しちゃいます。

とはいえ、基本的なスペックは同じっぽい。

 

しかし、

なぜMT09にはSPがあって、XSR900には無いのでしょうか?

レプリカモデルであるXSR900GPの方をよりスポーティーな味付けにすべきでは?

それなのに、GPの足回りはセッティング及び仕様の小変更のみ。

ブレーキ関係もホースの小変更のみ。

オーリンズやブレンボの装着は無し。

やはり、GPはレプリカ版ネオクラシック路線なのでしょうか?

XSR900GPRなんて名前でSPバージョンが出たら即購入なのに!!

 

ではありますが、私の経験から申し上げますと、

スタンダードのMTとSPを知らずに乗り比べたとき、

その違いを感じることができるかと言えば非常に微妙です。

双方の装備の違いを隠されて、

「どちらがSPですか?」と問われたら、

たぶん「分かりません」と答えることになります(笑)