出ました。
湘南爆走族ファーストフラッグ2巻。
「おねーさんスケバンって本当?」
と電車内でシゲさんがマコさんに突然脈絡も無く囁き、
マコさんからきつい一発をくらう有名なシーンが描かれています。
相変わらず高校生の登場人物たちがクール過ぎて違和感はあります。
それでも大昔に読んでいた「あのシーン」が現代に蘇る感覚に、
思わず二ヤリとしてしまいます。
「現代に」とは、じじいになった今の自分に、ということです。
チュウランにドカン、長いスカートにストレートの金髪。
なんだか全てが懐かしく思えていきます。
マッハやゼッツーがタダみたいな値段で手に入った頃。
「これやるよ」なんてノリで先輩からホークⅡを譲り受けたことを思い出します。
現代の若者たちにしてみれば旧車=高級車でしょう。
物語の中で登場人物たちがそんな高級車を乗り回していることを不思議に思うかも。
ところが当時は古い中古バイクなんてタダみたいなものだったのですよ。
良い時代でしたね~。
青春時代に好きだった曲を聞くのは精神的にとても良いとか。
青春時代に好きだった本(物語)にも同じ効果がありそうです。
ファーストフラグを読んで、
20代の頃に読んで感動しまくった「竜馬がゆく」をもう一度全巻読み返そうかな、
なんてことも思いました。