久しぶりにハンターカブの仕様変更をいたしました。
今回装着したパーツはこれ、
タケガワパワーフィルター。
ノーマルエアクリーナーと交換するだけのお手軽仕様。
ではありますが、こいつはかなり吸引力がアップします。
そもそも私のハンターカブは既にパワーフィルター化されていました。
同じタケガワのパワーフィルターです。
価格としてはノーマル交換タイプの方が高価です。
なぜ今回交換タイプに変更したかと申しますと、
冒険の旅に出ることが多いハンターカブなので、突然の豪雨対策としてです。
最近の日本では南国のスコールのような局地的豪雨が頻発しています。
万が一にも冒険の旅の途中で豪雨に遭遇したら、
むき出しパワーフィルターでは走行不能になってしまいます。
そんなわけで惜しまれながらも交換となりました。
交換タイプを装着するとこんな感じ。
下の画像は各フィルターの比較。
一番上がノーマル改のフィルター。
二番目が交換タイプのパワーフィルター。
3番目がタケガワむき出しパワーフィルター。
一番上のノーマル改も良さげに見えますが、
裏を返すと、
タケガワほどフィルター面積を大きくは取れていません。
タケガワはほぼ全面フィルターになります。
しかも「改」で使用しているフィルターはデイトナターボフィルターです。
これはタケガワのフィルターよりも厚みが3倍ほどあります。
その分清浄効果は高いと思われますが吸入効率は下がるはず。
対してむき出しタイプのパワーフィルターは小さく見えます。
ではありますが、この波々になっているフィルター部分で面積を稼いでいます。
これを平面に広げると相当な面積になるのです。
また直接インジェクターに取り付けるので吸入ロスも元も少ないはず。
デメリットは下がスカスカになること。
高回転の伸びは最高ですが出足は明らかに遅くなりました。
今回の交換によりサブコンのセッティングは変更していません。
試走してみましたが明らかに下のトルクが増し増しになりました。
高回転の伸びにも影響は無く、これから交換する方にはノーマル交換タイプをお勧めします。
ただし、むき出しタイプの魅力的な吸気音は全く無くなります。
それにしてもです。
むき出しタイプのセッティングで支障なく走るということは、
燃調しないで走ると相当薄くなることが予想されます。
私の仕様はタケガワハイカム、モリワキマフラー、交換タイプパワーフィルター。
それからリアキャリアを小さいタイプに交換しているので煙突ダクト撤去。
その分エア吸入口が大きくなっています。
ハンターカブはいじった結果が体感できるので楽しいです。
これで気兼ねなく真夏の大冒険に出発できます。