ハンターカブに乗る度に思うのです。
日本の道は125ccがちょうど良いと。
なぜなら、大型バイクのパワーはとても魅力的ですが、
そのパワー故に一般道を走るとストレスにもなります。
ですから私は基本的にツーリングはハンターカブで行きます。
車の流れに乗って走り続けることが苦にならない。
少し頼りない程度のパワー感が一般道では心地よいです。
そんなわけで前日の夜中まで雨が降り続いた日曜日。
ちょっと寝坊して、ゆっくりと温泉の旅に行ってきました。
新緑が眩しい春の日差しに誘われて、フラフラと走るうちに、
あっ と言う間に到着してしまいました。
一年の内で最もバイクに乗るのが気持ち良い季節です。
あまりに気持ち良くて、いつまでも走り続けたくなります。
到着したのは、毎度お馴染みの「のめこい湯」。
ここは「道の駅丹波」とほど近くバイク乗りに人気の場所。
この日も多くのバイクで道の駅のバイク駐輪場は満車でした。
とは言え、バイクで来て温泉に入る人は少ないようです。
確かに大型バイクの重装備で温泉に入るのは厳しいですね~。
私はハンターカブで軽装備のお散歩ツーリングですから、
全く問題なしでございます。
リアのアルミケースにお風呂用具を一式積んで行きました。
のめこい湯の一番良いところは「イモ洗い」にならないこと。
市街地にある人気の温泉施設は休日ともなれば「イモ洗い」状態。
見知らぬ裸の男たちと肌を寄せ合ってお湯に入るのはストレスです。
ところが「のめこい湯」はいつ来ても静か。
青空と流れる雲、風のささやきを聞きながら入る露天風呂は最高。
日頃の疲れをすっかり癒すことができました。
昼ごはんは道の駅丹波で「チキンオーバーライス」なるものを食べました。
これが意外と美味でボリューム満点。
食後しばらくはお腹が苦しかった。
温泉と食事を満喫した後はいつも探検。
大型バイクでは絶対に入らないであろう道でもハンターカブならお構いなし。
どこでも走ってみようという気にさせてくれます。
今回は県道をそれて旧道に入ってみました。
道が狭すぎて広角に写真を撮れません。
趣のある旧道なのですが写真では全く分かりませんね。
走っていると途中から未舗装の林道になります。
このまま行って大丈夫かなと、不安になるほどでしたが、
そんなことを思っていると、突然民家や何らかの施設があったりします。
この場所でいったいどんな暮らしをされているのか、少し興味が湧きます。
林道を抜けると突如として立派な公衆トイレが現れます。
今では珍しくなった公衆電話もありました。
なぜこんな場所に? と思うのですが、
きっとハイキングや登山者が使うであろうと思われます。
道中誰にも会いませんでしたけどね。
この後もあちこちに寄り道しながらのんびりと帰宅。
ハンターカブでのツーリングは本当に楽しいです♪