大枚叩いて購入したラフ&ロードのライダースジャケット。
プリマロフト ウォームパーカー 36,300円なり。
このプリマロフトってやつは極細化学繊維で作った人工羽毛です。
アメリカ軍御用達の優れものって説明がありました。
それがインナージャケットの綿として使われているので暖かいはずの商品。
ちょっと走っただけでは安価なジャケットとの違いが分かりませんでした。
そこで高速道路を走ってテストしてきました。
(本当はただ走り回りたかっただけ)
都会の摩天楼を突っ切る首都高速環状線。
そこに至るまでの連絡道路(高速道路)を含めて約2時間。
気温5℃の中を休むことなく激走。
休むことなくとかいいながら途中パーキングで10分休憩。
コーヒータイムです。
プリマロフトウォームパーカーを着た画像。
慣れない自画取りをしたらジャケットがあまり入りませんでした。
ウォームパーカーとか言いながら、邪魔なのでパーカー部分は外してあります。
バイクに乗るのにパーカーって意味ありませんよね。
走行中はパラシュートみたいに風を受けて抵抗になるだけです。
そして肝心の防寒性はどうだったかと申しますと、
今回はテストのため、
あえてジャケットの中はユニクロの極暖ヒートテックのロンT一枚だけ。
その条件でも100km/hの制限速度で走行する分には寒くありません。
首都高環状線の50km/hくらいでは余裕で寒さを感じないレベル。
ただし、走行中は電熱ウェアのように暖かくはなりません。
でも寒くはないのです。
これ大事なところです。
プリマロフトウォームパーカーは他の冬用ジャケットと比較して薄手で軽量です。
当然のことながら薄い方が動きやすく、軽い方が疲れません。
それなのに分厚いジャケットと同様の防寒性能がある。
そこがメリットですね。
今回の走行で悪い点も分かりました。
東名高速などの120km/h区間では隙間風?で冷えてきます。
しかもライダースジャケットとしてはあってはならないバタつきが発生します。
本来の性能を維持できるのは100km/hまで。
身長178cm・体重72kgの私の体形ではLLサイズは少し大きいかもしれません。
バタつきや隙間風はそれが原因の可能性も。
ネイキッドで常に風をもろに受けることも考慮する必要あり。
首元が狭すぎます。
上までチャックを閉めると首元が狭くて硬いので顎や首に当たって痛くなります。
またネックウォーマーを併用すると苦しくて閉めることができません。
上の自画取り画像ではネックウォーマーをしているため首元は途中までしか閉めていません。
試しにネックウォーマーを外して走ってみましたが、首元と顎部分が冷えて辛くなりました。
バイクジャケットの首元は広めに作った方が絶対に良いです。
その点ワークマンのバイク用ジャケットは首元広めで使い勝手が非常に良い。
それらを含めて、
プリマロフトウォームパーカーに36,300円の価値があるか否か。
私には分かりません(笑)
以上。