最強寒波に覆われる師走の日本列島。

そんな中、新型XSR900購入に踏み切った私。

そして、RR-Rとハンターカブのどちらかを手放さなければならないという究極の選択を迫られることに。

 

果たしてどちらをドナドナしたのかと申しますと、、

 

なんと、RR-Rを手放しました。

悩んだことに間違いはありませんが、ハンターカブの楽しさを知った今、私の中では当然の選択であったとも思うのです。

RR-Rは最高にかっこよくて、私史上最強の走りを提供してくれました。

何もかも桁外れで、こんなに素晴らしいマシンに乗れたことは貴重な経験です。

それなのに歴代バイクの中では最短の2年2ヶ月間のお付き合いで終了。

その理由については後日改めて。

 

ここで気になるのはRR-Rの下取り価格だと思います。

今回XSRを購入するにあたりYSPの査定額は186万円でした。

走行距離9,600km、車検は来年の8月31日まで残っています。

この下取り額が高いのか安いのかは分かりません。

時間もないので他での見積もりは一切行っていないからです。

新車価格約270万円の車両を2年間使用後の査定額が186万円です。

その差84万円、年間42万円の使用料ということになります。(諸経費別)

当然のことながら高級車ほど使用料は高くなるわけですね。

 

で、今回購入したXSRの新車価格は込々約130万円。

その差約56万円。

新車購入にも関わらず、下取り車の査定額が高額なためお釣りをもらうことになったのです。

これは初めての経験で、これまで消費のスパイラルにどっぷりハマり、次から次へと高額車両にシフトし、その度に多額の現金を支払ってきた私としては、何とも不思議な気持ちになりました。

その一方でRR-Rを手放したことを後悔するのではないか、と懸念も抱いていたのですが・・・

 

現状では全く後悔しておりません。

 

なぜなら、慣らし中にも関わらず新型XSR900はとても気持ちが良いのです。

3気筒エンジンのフィーリングは素晴らしく、下から図太いトルクを発生させ、軽量な車体と相まって抜群の操作性を感じさせてくれます。

絶対的性能は間違いなくRR-Rに軍配が上がります。

路面のギャップ一つ越えるにしても明確な違いを感じるほど。

RR-Rでは難なく通過したギャップをXSRは派手に拾い上げます。

もちろんそれ以外にも質感の違いは明らか。

RR-Rの方が全てにおいて上質です。

それなのにXSR楽しい。

それは、パワー感、吸気音、排気音、ノイズ、それらが奏でる心地よいリズムを全身に感じることができるからだと思います。

普通にゆっくり走っているだけでも気持ち良いのです。

YAMAHAの歴代MTシリーズが高く支持される要因の一つを知った気がします。

まだまだ慣らし中で性能の一端にしか触れていません。

しかし現段階で高額車が必ずしも最善とは限らない。

ハンターカブとXSRはそのことを如実に伝えてくれるマシンです。

 

そんなわけで、相変わらず貧乏暇なしの私、極寒にも関わらず夜な夜な慣らし運転に勤しんでおります。

ではありますが、なぜか極寒の深夜慣らしが楽しい♪

 

その理由も含めて、

 

つづく。