先日の灼熱の筑波サーキット走行で剥がれてしまったストンプグリップ。

ストンプグリップは熱に弱いです。

夏になると必ず接着剤が融けだしてきます。

買い換えようかとも考えましたがネット情報を頼りに再生してみることに。

 

先ずはAmazonで3Mの両面シートを購入。

これは新品のストングリップに使われている接着シートと同じ製品です。

念のため2セット6枚購入しましたがRR-Rのストンプグリップの場合1セット3枚で足ります。

余談ですが、このシートで作業をしていると新品のストンプグリップを開けた際の匂いがします。

ストンプグリップ独特の匂いはこの接着シートの匂いなのです。

 

予め古い接着材を取り除いたストンプグリップに切り抜いたシートを貼ります。

最初はカッターで切り抜いたのですが、ハサミの方が簡単でした。

全てのストンプグリップにシートを貼り付け24時間放置します。

新品のストングリップを購入すると貼り付け後24時間は使用しないことと書いてあります。

また完全に接着するまでの時間は72時間と説明にあります。

再生作業をしたことで、どの状態から24時間なのか72時間なのかよくわかりませんが、とりあえず24時間寝かしてみました。

 

そして、実際にRR-Rに装着してみると、

はい、元通りになりました。

それどころか再生した両面接着シートの方がかっちり接着しているように思えます。

新品のストンプグリップを貼り付けたときの方が接着が弱かったと感じました。

なんとなく貼り付け後もグニャグニャしていたような気がするのです。

 

そして、これから72時間以上は乗る予定がないので必然的に完全接着するはず。

RR-Rのストンプグリップは1万円ほどするので、もう一回分のシートを余して2,400円で済んだのですから低コストでエコな方法だと思います。

これで夏場も剥がれなかったら言うことありません。

 

ついでにオイル交換もいたしました。

走行距離は1,600kmに満たないのですが、灼熱のサーキット走行もあり、前回4月に交換してから約5カ月経過しているので交換することに。

オイルはいつものホンダ純正G4オイル。

表示にはレーシングと書かれてます。

0w-30という超低粘度オイルでフリクションロスを最低限に抑えながらも高潤滑。

このオイルはジョッキにそそぐ際も水のようにサラサラです。

これで大丈夫なの? と思ってしまうほど。

 

なぜG4を使用するかと言えば、その一番の理由は価格です。

モチュールなど国内外の高性能オイルは超高額。

ところがG4はAmazonなどで1ℓ2,000円ほどで購入できます。

定価は4,000円ほどするので半額で購入できるのです。

性能から考えれば超が付くほどコストパフォーマンスに優れたオイルです。

 

ちなみに1,600km走行後のオイルは真っ黒でした。

そして毎回マグネット付きドレンボルトには大量の鉄粉が付着しております。

その状態を見るにつけ、オイル交換をするたびに、オイル交換は早めにしようと心に誓うのでした。