暑いですね。
全国的に6月としては記録的な猛暑の毎日でした。
7月になってもその猛暑は衰えることなく、容赦なく真夏の太陽が照り付けてきます。
それでも猛暑の後の夕日はとても綺麗で、少しだけ涼しい風が頬を撫でたりもします。
さて、本題に入ります。
早いものでRR-Rに乗り始めて2年が経ち、
走行距離にして約7,000km、ツーリングなどには使用せず、サーキットやお山限定で楽しんできました。
そもそも、初代RR-Rは公道を低速で走ることなんか全く考えていない作りです。
気温30度程度でも信号待ちを繰り返すようなシチュエーションでは常に水温は100℃を超えます。
渋滞なんてもっての外で、1時間も渋滞にハマったらエンジンが壊れるのでは? と思うほど熱々になります。
ところが気温33℃以上でもサーキットでは無敵の冷却能力を発揮します。
筑波サーキットをノーマルのRR-Rで走ると1速から3速までしか使いません。
更に言えば3速に入るのは裏ストレートの一瞬だけ、3速で軽く250km/hを超えます。
そんなコースを全開全開また全開で20分フルに走っても、水温は常に80℃ほどに保たれます。
要は低速で走るためのマシンじゃないってことです。
2年前、慣らしの最中にインプレした通り、ツーリングに使うなんてとても考えられないポジションです。
高速道路を80km/h~100km/hで走り続けるのも辛いです。
実際に私は2年間一度もツーリングに使っていません。
そんなわけで公道での使い勝手なんて全く無視して、単にスピードを求めるならば最高の相棒です。
サーキットのタイムを求める、誰も居ないお山を気持ちよく走る。
それ以外の使い道でRR-Rはお勧めしません。
また雑誌などに「直線番長」なんてことを書かれていますが、個人的には全く理解できません。
RR-Rは良く曲がります。
私のインプレッションは6Rとの比較になりますが、RR-Rは圧倒的な安定感と安心感と接地感を感じながらグイグイ曲がります。
このマシンが曲がらないと言うなら、他に曲がるマシンは無いと言い切ります。
だって変ですよね、
ノーマル車のサーキット対決なんて企画があればRR-Rはどこのコースでもまず最速タイムを叩き出します。
某雑誌のS1000RRMとのサーキット対決企画では、直線スピードはMの方が速いにも関わずタイムはRR-Rが上でした。
これは総合的にRR-Rが速く走れている結果以外の何ものでもありません。
コメンテーターは満遍なく褒める必要があるので苦しい言い方になるのでは?
また、よく言われるレースで勝てないは、チームの体制とライダーの技量だと思います。
純正状態での最速SSはRR-Rではないでしょうか。
趣味は振り切った方が楽しい。
その意味でRR-Rほど振り切ったマシンは無いと思います。
速く走るためだけのマシンです。
ハンターカブで走るようになってから、尚更RR-Rの振り切り度合いを感じるようになった。
そんな今日この頃です。
結論。
RR-Rは最高だ!!