ハンターカブにタケガワのパワーフィルターを装着しました。
デイトナのターボフィルターでも十分だったのですが、タケガワ製が出たからにはそちらを装着したくなります。
なぜなら新製品が発売されるたびに装着時の燃調データがアップデートされるから。
既にCT125用の基本データは購入済みなのでアップデートは無料です。
そしてパワーフィルター自体の装着は至って簡単。
当然のことながら専用品ですからポン付けです。
新たにダウンロードしたマップも装着済みのFIconとブルートゥースで通信するだけ。
全ての作業完了までに1時間もかかりません。
効果のほどはと申しますと、
少し走っただけですが、明らかに低速トルクが減少します。
純正では低速から中速にかけてのトルク感が強く、逆に高回転では力を失います。
ところがパワーフィルターを装着して燃調を整えると真逆の性質に変わります。
高回転で力を出す特性に変化し、刺激的な吸気音と相まってアクセルを開けるのが楽しくなります。
スポーツカムを装着していることも特性を大きく変化させる要因になっているかもしれません。
ハンターカブをハンターカブらしく楽しむとするならば、お勧めできるカスタムではありません。
低速トルクが犠牲になることで林道や峠の登りはノーマルよりも苦しくなると思われます。
一段下のギアでぶん回せば・・ とも思いますが、いかがなものでしょう??
ただし、最高速度は間違いなく上がります。
純正ハンターカブのボディー剛性では少し足りない、と思わせるほどの速度域に突入すると思われます。
ちょっとのギャップでも車体がプルプルしちゃう現象に注意です。
結局は何事もトレードオフってことですね。
今回のカスタムについて色々申し上げましたが、そもそもバイクに実用性は求めていないので個人的には全く問題なしです。
バウバウ吠える吸気音最高です!!