冬ですね。
大寒を迎えた昨今、寒すぎてバイクに乗れません。
そもそも大パワーのSSを真冬に乗るのは危ないだけです。
温度依存性の高いハイグリップタイヤを履かせていれば尚更です。
そんなわけで乗れないならば弄りたい。
そこでメンテナンス商品の比較をしてみました。
巷で噂の超潤滑剤ベルハンマーゴールドの原液です。
こいつを何と比較したかと申しますと、
円陣屋至高のC.P.Oチェーンオイルとです。
C.P.Oは100均で買ったシリンジで注油していたのですが、すぐにシリンジが機能不全に陥ることから、今回はオイラーを購入しました。
ゴムを侵さないことになっていますが、シリンジのゴムは侵されました。
ただし、オイルの粘性により機能不全になったのか、ゴムそのものが侵されたのかは定かでありません。
オイラーの仕組みは至って簡単、
ボタンを押すと先端の蓋が飛び出し、少しだけオイルが出る仕組みです。
ところがいざ使ってみるとこれがチェーン給油には全く使えませんでした。
細い隙間に注油したいチェーンについて、このオイラーでは先端が太すぎるのです。
オイラーは注油したい箇所に先端を接触させることで注油します。
その先端がチェーンの凸凹には入りません。
仕方なくチェーンの凹みに注油できる道具は無いか、と探したところ、ちょうど良い物が私の模型製作用道具箱の中ありました。
100均スポイトと細かい箇所に接着剤などを付けるための細口です。
そしてこれが大正解!!
こんな感じでローラーやシール部分の隙間に先端が入り込み、しかも適量を確実に注油できるという優れものでした。
注油口が大きいとどうしても付け過ぎてしまい、走行中の飛び散りの原因になります。
ところがスポイトと細口を使うと必要最低限の量だけ注油可能です。
で肝心の効果はどうであったかと申しますと。
はっきり言ってシールチェーン関してはC.P.Oもベルハンマーも変わりません。
たぶんですが、この二つは同じような性質のオイルではないかと思います。
そもそも注油云々の前に、チェーンそのものの性能としてDIDチェーンの方がスムーズです。
スプロケ交換と同時に「黒がかっこいい」などと思い、今回RKチェーンに交換したわけですが、使用感としてはDIDの方が圧倒的に良かった。
明らかな違いとしてRKの方が作動音が大きく、手で回したときの抵抗も大きいです。
これはすなわちチェーンとしての性能差だと思うのです。
手で回した程度で分かるのですから、高回転になったときの抵抗は相当なものかと。
また、上の画像でも分かる通り、中心のローラー部分の金メッキが走行に伴い剥がれます。
チェーンメンテをした際にウエスに金色のキラキラした物体が付くので、最初は何だか分かりませんでした。
スプロケと直接接触する部分ですから剥がれて当然です。
DIDチェーンはローラーにメッキはされていません。
どうせ剥がれるメッキならば最初から無い方が見栄えが良いです。
こんなんだからセールで激安だったのでしょうか??
X・XW なのでRKの中では最上級品のはず。
次に交換するときはDIDチェーンにしたいと思います。