寒い時期は自転車でトレーニングをいたします。
綺麗な景色を眺めながら風を切って走る爽快感は何事にも代えがたいものがあります。
真冬の透き通った空気だからこそ見ることができる富士山はまた格別です。
当然のことながら河川道路は歩行者や自転車専用で車やバイクでは走れません。
素敵な景色を見るためには人力で移動するしかないのです。
山々に沈む夕日とキラキラと反射するススキの穂。
自転車っていいなぁ~ と思う瞬間です。
自転車だから感じることができる世界が、自転車乗りしか分からない世界がそこにあるのです!!
そして自転車はウインターシーズンのオートバイのトレーニングにもなります。
高い高いと言われるSSのシート高でも自転車には敵いません。
私はRR-Rでも足つきは両足ともに地面に「ベタ付き」です。
ところが自転車のシートは両足とも地面に全く着かない高さ。
止まるときにはビンディングを外してシートからお尻を外す必要があります。
自転車は超軽量で車体重量は10Kgもなく、重量による立ちごけなどの心配はありません。
ですが、軽いことは運動性能を高めると同時に不安定になる原因でもあります。
常に上半身の脱力を意識していないと上手く走れません。
これは重量のあるオートバイ以上に意識して操作する必要がある部分でもあります。
また、極細のタイヤは速く走るためには不可欠ですが、轍や段差に弱く、常に路面状況を注意する必要があります。
そんな自転車で走り回った後にRR-Rに乗ると、その抜群の安定感に驚きます。
キツイと思っていたポジションはアップライトに感じ、多少のことではバランスを崩さない安定感に感動します。
何よりもコーナリング時にタイヤが地面を掴むような感覚を明確に感じることができます。
安定感を感じることで上半身の余分な力が抜けて更に操作しやすくなります。
よって自転車とオートバイは究極の対比トレーニングとなると思うのです。
自転車に乗った直後にRR-Rに乗ると、初めてRR-Rに乗ったときの感動を呼び戻してくれるような感覚さえあります。
話は変わってガンダム。
私はアニメのガンダムを見たことがありません。
ですからストーリーも登場人物も一切合切何も知りません。
正直言えばアニメには興味もありません。
それでも何故かガンプラは作ります。
単にかっこいいと思うから。
考えてみると、RR-Rもガンダムっぽいです。
私はこの手のデザインが好きなんですね。
そんなガンプラ。
子どものオモチャと侮るなかれ、なかなかのクオリティーです。
絶賛作成中のガンダムは中身のメカまで再現しています。
このメカパーツは半完成状態でキット化されているのです。
見ただけでは分からないのですが、最初からいくつかのパーツが組み立てられた状態でライナーに収めれています。
これが不思議で、実際に見て触ってみないと言葉での説明は難しく、いったいどうやって作るのか全く分からない素晴らしい技術です。
足のパーツだけでも稼働するダンパーが5か所もあり、それらが簡単に組みあがるように工夫されています。
画像のダンパーは実物のようにスライドして稼働するのですが、これが最初からライナーに付いた状態で組み立てられているのです。
組み立てながら思わず「すっげー!!」と声が漏れてしまったほど。
私の場合は全てを塗装しますが、それについても全く問題はありませんでした。
しかも、メカだけではなく、外装も稼働します。
このように外装装着後もメカが見えるように外装が開くのです。
それも接着剤なしで全て組み立てられます。
何という技術力!!
ガンプラは日本の宝ですな!!