先日タイヤを交換して走った筑波サーキットのタイムについて。
結論から申し上げますと、全く良いタイムが出ませんでした。
なんとその日のベストは6秒台。
5秒台にも入れられずに走行を終えたのは走り始めて間もない頃以来。
11月も中旬、朝8時からの走行だったこともあり、気温も路面も11℃前後の低温。
更には今回交換したのはリアタイヤのみ。
パワーカップのフロントタイヤは全く減りません。
それらのことも原因と考えられますが、、
何よりもタイムが出なかった原因はこれ↓↓↓↓
ギア抜けです。
アップもダウンもニュートラルに入ってしまう。
そのため全くリズムが掴めず、同じ走行枠の方々にもご迷惑をおかけしてしまいました。
入るのか抜けるのか??
シフト操作は一か八か状態でした。
実はそれについて筑波サーキットからも注意を受けたのです。
当然のことながらギア抜けをするとリアのトラクションが抜けます。
減速はブレーキでできますが加速はできません。
裏ストレートはアウトに膨らみながら全開加速します。
1速でも150km/hは出ています。
その加速中1速から2速へのシフトアップでニュートラルに入ってしまうと当然のことながら減速することになります。
コース上でスローダウンするのであればイン側走行が原則です。
しかし、裏ストレートの半ばで全開加速から一転、減速しながらインに寄るなんて恐ろしいことはできません。
更に全開加速中のギア抜けで起こる現象として、ニュートラルに抜けてしまった後も、1万回転以上で回っていたミッションは惰性により高速で回転し続けているのです。
そのため、無理やりギアを入れようとするとガリガリガリと派手な音を出してミッションは噛み合いません。
それでも無理矢理シフト操作を行えばエンジンチェックランプが点灯してシフト操作ができなくなります。
無理なりシフト操作を繰り返せばミッションが壊れること必至です。
ですから、ミッションの高速回転が収まるまでスロー走行をするか、停止をするかしか方法がありません。
さすがにコース上で停止はできないのでスロー走行するしかなくなるのです。
話を元に戻して、筑波の裏ストレートでアウトに出てからスローダウンするとどうなるか。
必然的にインによることができず、最終コーナーもアウトのままスロー走行をすることになるのです。
裏ストレートを200km/h以上で走行する車両に追突されるリスクを負いながらビクビクして走り。
当然のことながら最終コーナー途中や、スタンド前で減速しながらインに寄ることも不可能。
かと言って、ここでもアウト側にいては全開加速してくる車両に追突させるリスクがあります。
もうね、どうすることもできない状況に陥るのです。
そんなわけで危険走行としてサーキットから注意を受けたわけです。
それを何回も繰り返したのですから当然です。
RR-Rのロングなギア比ではどのコースでも1速を使うことになると思います。
皆さんギア抜けをしないとしたら、私の車両はギア抜けしやすいということになるのでしょうか?
納車間もない頃からからギア抜けは多く、その対策に頭を悩ませてきたのですが、最近更に酷くなってきました。
ホンダドリームに質問したところ、しっかりシフト操作をする以外に対策はない、との返答。
それ以降意識してしっかりシフト操作を行っているつもりです。
それでも一向に改善しないどころか症状は酷くなる一方。
私の場合は1速と2速の間でニュートラルになってしまう以外のギア抜けはありません。
逆シフトにしてもサーキットではギア抜け対策にはなりませんでした。
そこで根本的な対策を致すことにしました。
それについても不具合の発生などについてホンダドリームに質問をしました。
返答は「分かりません」でした。
仕方ありませんね。
話は変わってオーバーサスペンションの件。
上の画像は先日の筑波走行後のリアです。
タイヤの状態を撮影したのですが、実はこのときに重大な問題が発生していました。
なんとオーバーサスペンションが抜けかけていたのです。
規定トルクで締め付けていたのですが、それでは抜けてきます。
これまでにオーバーサスペンション本体を落とした方は居ないのでしょうか?
対策として少しオーバートルクでボルトを締めました。
こんなものをサーキットで落としたら後続車に大変な危険を及ぼすこと必至です。
そもそもマウントの仕方に落下防止対策がありません。
大丈夫かな??