秋ですね。

山の木々は色づき、ススキの穂が風に靡きます。

 

バイク乗りにも良い季節と思いきや、実は朝晩はきつい。

11月も中旬を過ぎると朝晩のお山は気温一桁。

この日お山の気温は4度でした。

更には今頃から冬路面ってやつが発生します。

晴れていても夜露で路面がウェットになり非常に滑りやすくなるのです。

もう少し気温が下がれば凍結します。

そろそろお山の季節は終わりを告げようとしています。

来年まで走れなくなりますね。

 

そこで冬こそサーキットの季節となるのです。

クソ暑い真夏にサーキットを走るのは苦行以外の何ものでもありません。

冬と言っても朝晩は冷え込みますが、12月までであれば昼間は暖かい日が多いのです。

個人的には冬こそベストシーズン!!

 

そんなわけで行ってきました。

いつも筑波サーキット。

当日は晴天に恵まれ絶好のサーキット日和!!

と言いたいところですが、この日の走行枠は朝8時から、気温も路面温度も11℃程度。

しかも午後から貸し切りの4輪走行会がパドックを朝一から半分占領。

そのためパドックは使えず、久しぶりに1へア前に陣取り発電機を引っ張り出しました。

更には交換したばかりの新品タイヤです。

気温も路面温度も低い中ででの新品タイヤですから、流石に最初は慎重になりました。

それでも2~3周もすれば皮むき完了、タイヤウォーマーで温めたタイヤが冷えないうちにアタックしようと思いきや!!

この日の敵は気温だけではありませんでした。

逆シフトにして改善したと思っていたギア抜けが再発。

 

 

 

↑↑その様子をユーチューブにアップしました。

 

とにかく、アップでもダウンでもギアが抜けまくります。

1速から2速へ、2速から1速へ、筑波では一番多く使うギアです。

そこの間にニュートラルがあることが問題なのです。

ニュートラルを飛び越して次のギアまでが遠すぎる。

景気よくブリッピングしたと思った次の瞬間、ギアはニュートラルに入っています。

期待してたリアのトラクションが抜ける、もしくは全開のままニュートラルに入ってしまう。

どちらにしても恐ろしい現象です。

 

シフトダウンもアップも一か八か状態、そんな状態で速くは走れません。

ガンガン抜かれまくりましたよ。

ペースを上げたかと思うと前でスローダウンしている私を不審に思った方も多いはず。

当日走行枠が同じだった皆さまには多大なるご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。

 

そんなわけで、次までには根本的な対策をいたします。

要は1速を使わなければ良いのです。