私、分からないことは正直に分からないと申し上げて質問をいたします。

これは仕事でもプライベートでも同様です。

もちろん、大好きなバイクに関わることでも、知ったかぶりはせずに分からないことは質問をします。

ところが、バイク関連の事柄はプロと呼ばれる方々に質問しても明確な答えが出ないことが多く、その多くは最終的に自己責任で片付けられます。

サーキットを走るような場合は尚更その傾向が強いと思います。

 

例えば、先日投稿したミシュランパワーカップ2のアブレーションの件。

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ミシュランの公式HPでもサーキット走行90%を想定したタイヤと公表しています。

誰もが購入可能な素人が扱えるレーシングタイヤだということになるはずです。

特定の条件下でプロによる厳格な管理が必要とは説明していません。

そのレーシングタイヤをサーキットで、メーカー指定空気圧で、指定通りにタイヤウォーマーを使用し走行をしました。

結果アブレーションが発生しました。

メーカーからのアドバイスを受け、空気圧などの変更も試みました。

それでもアブレーションが発生します。

しかも、ひと昔前のアナログマシンとはわけが違います。

最新の電子デバイスを搭載したCBR1000RR-R SPのトラックモードでの走行です。

サスペンションのセッティングもトラクションコントロールも素人セッティングではありません。

それでも最後は自己責任です。

なぜそうなるのか?

メーカーに質問しても明確な返答はありません。

「ご満足を差し上げられず申し訳ありません」がミシュランの返答です。

 

ブレーキにしてもそうです。

サーキット走行後に酷い引きずりを起こしました。

それに対しても明確な答えは無く、とりあえずパーツ交換をすることになっています。

CBR1000RR-Rはサーキットを走ることを想定して生産された車両で、それ相応の装備をしているから価格も高額なのだと思います。

ZCOOタイプCのブレーキパッド問題のときもそうでした。

なぜ?? という疑問ばかりが膨らみます。

 

私は分からないから質問しているのです。

お詫びなんて要求していません。

それなのになぜ表面的な「お詫び」で済ませようとするのでしょうか?

間違った使い方をしていないはずなのに、悪い結果が出たことをなぜ自己責任で片付けるのでしょうか?

皆さんが疑問に思わないとしたら、そのことも疑問です?

 

全てはサーキットでの出来事だから仕方がないのでしょうか?

 

サーキット恐るべし・・・