CBR1000RR-Rのようなスーパースポーツを所有する方に、燃費を気にする方はあまり居ないと思います。
私もその内の一人でありまして、いままでオートバイの燃費を気にしたことはありません。
そもそもSSに実用性なんて求めていませんし、一般的なツーリングにも行きません。
CBRの前に所有していたZX-6Rについては、1000㏄以上のオートバイを乗り継いできたこともあり、それらとの比較では何となく燃費が良いな、くらいには思っていまいした。
そんな6Rの印象もあってか、ある日突然CBR1000RR-Rはガソリンの減りが早い、と感じてしまったのです。
一度気になりだすと自分の目で確かめなくては居られない性分です。
そこで、納車から半年を経て、初めて燃費を計測してみました。
どこを走って燃費を計測したかと申しますと、燃費的には厳しいと思われるお山を走ってみました。
2月にも関わらず平地では4月並みに暖かくなった休日。
とは言え、実際には冬真っただ中の2月中旬、標高の高いお山へハイグリップタイヤを装着した218psの怪物君CBR1000RR-Rで挑むのは無謀な挑戦ともとれます。
そして、地上の気温が10℃を超えたお昼ごろ、お山の気温はと言えば、
5℃でした!!
更には、なんと、路肩には雪が残っておりました!!
ではありますが、とても快適にお山走りを楽しんできました。
一般的には 5℃ってめっちゃ寒くね~ と思われるかもしれませんが、私的にはバイクに乗るには快適温度と思っております。
逆に晴天時に15℃を超えると少し暑いと感じるしだいでありまして、着る物に悩むことになります。
そんなわけで、個人的には5℃から15℃までがバイクを公道で乗るにはベストな気温と位置付けております。
バイクウエアの進化がそれを可能にしているとも言えますが、人間が多少寒いと感じるくらいの方が、200psオーバーの怪物君のエンジンには良い環境だとも感じるのです。
信号待ちの度に水温が100℃を超え、電動ファンがウインウイン回りだし、その熱風に晒されるのは機械的にも精神的にもあまり良いものではありません。
ちなみに私の公道用バイクウエアはワークマンです。
ワークマン最高です。これについては後日改めてご紹介したいと思います。
そして、サーキットで使い倒したミシュランパワーカップ2はここでも大活躍!!
このタイヤ、魔法のタイヤとしか言いようがないです。
こんな寒い日の公道でもしっかり温まってグリップします。
しかもサーキットでの使用でボロボロになっていたのにです。
最初は大丈夫かな? なんて思ったのですが、走り始めてすぐに不安は消えました。
いったいミシュランはパワーカップ2にどんな魔法をかけたのでしょうか??
さて、前置きがめっちゃ長くなりましたが、お山を走ったCBR1000RR-Rの燃費を発表いたします。
走行距離:182km
給油量:11.74ℓ
燃費:15.5km/ℓ
という結果になりました。
これは燃費のことなど全く気にせず走った結果です。
しかも走った場所はアップダウンの激しいお山。
1速で180km/hも出てしまうマシンです。
そんなCBRでお山を走ると1速と2速しか使えません。
個人的には15km/ℓも走るなんて燃費は良いと感じてしまいました。
ちなみにサーキットを全開で走ると燃費は 6km/ℓ~8km/ℓ になります。
正確に測ったわけではありませんが、満タンで筑波サーキットを走り、その後給油をすると約10ℓ前後入ることから計算したものです。
燃費の件はとにかく、
久しぶりの休日、マイペースで走るお山はとても楽しかったです♪
また、交換したチェーンは純正とは段違いに良くて、ホンダの威信をかけて世に送り出した CBR1000RR-R SP なんだから、チェーンも最初から最高の物を奢って欲しかったなぁ~ と改めて思いました。
もしかして、CBRだからこそ交換が前提なんでしょうか??
最後に、
お一人様バイクって、緊急事態宣言向けの遊びだと思うのは私だけ?
フルフェイスを被り移動し、休憩は人里離れた山奥に一人たたずむ。
一日中誰とも接触しませんでした(笑)